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ウォーターサーバーは停電時でも使える?扱い方の注意点やおすすめの備蓄方法など解説

ウォーターサーバーは、飲み水から料理まで使えて便利なアイテムです。緊急時への備えとして、停電したときにも使えるのか気になっている方は多いのではないでしょうか。

この記事では、停電時にウォーターサーバーは使えるのか、停電時に使えるウォーターサーバーの選び方などを解説します。

おすすめのウォーターサーバーも紹介するので、電気がなくても使用できるか、備蓄として役立つか疑問を持っている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

    ■停電時でもウォーターサーバーは使える?

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    結論、ウォーターサーバーは基本的には停電時でも給水可能です。ただし電気で稼働するボタン式の場合、電力が供給されないと水を出せない種類もあるため、注意してください。
    ボタン式ではなく、レバー式やコック式で重力を利用して水を出すタイプであれば、電気が通っていなくても水を出せるものが多いです。

    停電時でも使えるかどうかを見極める際は、水を出す仕組みに注目しましょう。

    ■停電や災害時でも使えるウォーターサーバーの選び方

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    停電時でも使えるウォーターサーバーの選び方を解説します。停電時でも使えるウォーターサーバーを選びたい方は、以下のポイントに注目してウォーターサーバーを選んでください。

    • コック式やレバー式のものを選ぶ
    • 水の賞味期限に注意する
    • 自社で配送しているメーカーを選ぶ

    それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

    コック式やレバー式のものを選ぶ

    先述したとおり、ボタンを押して水を出すタイプではなく、つまみを動かすコック式や、コップを押しつけて水を出すレバー式のものであれば、電気がなくてもウォーターサーバーの水を使える仕組みになっていることが多いです。

    ただし、電気が通っていないため温水・冷水にはなりませんし、水の鮮度も通電時より保たれにくくなるので、停電が長期化した場合は無理に使おうとせずメーカーに連絡しましょう。

    一方で、ボタン式のウォーターサーバーは電気がないと水を出すことができなくなります。ただ、ボタン式のものでも非常用コックをとりつけることで、停電してしまったときも手動で水を出すことが可能になるものもあります。

    ボタン式のウォーターサーバーには操作性が高いという魅力があるため、使い勝手の良さを重視してボタン式を選びたい場合は、非常用コックの取り付けが可能かどうか確認しましょう。

    水の賞味期限に注意する

    ウォーターサーバーの水の賞味期限(未開封で美味しく飲める期限)は、メーカーによって異なります。半年から1年と長く持つものもあれば、中には三ヶ月程度と賞味期限が短いものもあります。普段はもちろん、停電時にも安心して水を使うために、水の賞味期限を確認しましょう。

    安心な水を飲むには、未開封のボトルの保管場所にも気を付けましょう。温度や湿度に注意をし、夏場は特に温度が上がりすぎないように気をつけてください。
    また、賞味期限があるとはいえ、停電などの緊急時は賞味期限の目安に関わらず早めに水を使うようにしましょう。

    メーカーの自社配送のものを選ぶ

    ウォーターサーバーのボトルは、メーカーの自社配送で届ける場合と、配送業者に依頼する場合があります。自社配送を採用しているメーカーは、災害時にも臨機応変に対応してくれるケースが多いです。
    注文の追加やストップなど、専任のスタッフに相談できるのも大きなメリットです。

    ■停電時のウォーターサーバーの扱い方

    停電時、ウォーターサーバーを正しく扱わないと故障の原因になる可能性があります。

    まず停電した際は、電源プラグをコンセントから必ず抜いてください。コンセントを差したままにしておくと、電気が復旧した際急激に大量の電流が流れてしまい、ショートや故障の原因になる危険性があります。

    1日以上停電の状態でウォーターサーバーを利用しなかった場合、再度ウォーターサーバーを使用する際は、冷水・温水ともにコップ2杯分程度の捨て水をしてから使用を始めてください。

    また、停電時間が長くなった場合はなるべく早めに消費をするようにし、衛生面が気になる方は、飲み水以外に使うことをおすすめします。

    電気が復旧した直後は、すぐに電源プラグを挿すのではなく、コードが壊れていないか、プラグに異常がないかなど安全を確認してください。復旧後にすぐにプラグを挿してしまうと、火災や家電の故障など、思わぬトラブルが起こる可能性があります。

    なお、停電復旧後のウォーターサーバーの取り扱い方は、メーカーによって異なるため、メーカーに確認しておくといいでしょう。

    ■ウォーターサーバーは停電など災害時の強い味方

    ウォーターサーバーのボトルは災害時の備蓄水としても、役立ちます。災害時の飲料水の確保は、1人1日最低3リットルの水が必要と言われており、4人家族の場合は1日12リットルが必要です。また、最低3日間分は確保しておく必要があるので、4人家族の場合12リットル×3日分=36リットル相当になります。

    定期的にボトルが届く宅配型のウォーターサーバーなら、ローリングストックで日頃から水を備えることが可能です。

    ローリングストックとは普段から少し多めに食材や加工品を買っておき、使った分だけ買い足していくことで、一定量の食料を循環させながら備蓄する方法です。

    定期的にボトルが届く宅配型のウォーターサーバーなら、「使った分だけ補充していく」というローリングストックのサイクルを取り入れやすく、災害時にも飲み水を確保でき、賞味期限切れの心配もないでしょう。

    ■おすすめのウォーターサーバー

    続いて、停電時にも使えるおすすめのウォーターサーバーを2つ紹介します。停電時に使えるウォーターサーバーをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

    • クリクラサーバー
    • クリクラFit

    続いて、それぞれのウォーターサーバーについて、詳しく解説します。

    クリクラサーバー

    クリクラのサーバーには、クリーンルームなどで使われている高性能フィルター「HEPAフィルター」が標準装備され、
    サーバーやボトル内に入る外気は、HEPAフィルターを通しゴミ・粉塵が徹底に除去されています。

    水を出す仕組みはコック式なので、停電時でも常温の水を出せます。チャイルドロックがついているため、小さなお子様がいるご家庭でも安心です。ウォーターサーバー本体裏側には、転倒防止ワイヤーが搭載されています。

    クリクラサーバーにはL型とS型の2種類があります。L型は床置きタイプで、A4サイズほどのスペースがあれば置くことができるので省スペースにも設置可能です。
    S型は卓上タイプなので、サーバーを設置するスペースがない場合や、卓上に置くことにより給水口が高くなる為、小さなお子様のイタズラが気になる方にもおススメです。

    クリクラFit

    「クリクラFit」は、サーバー本体の幅が245mmとスリムで、見た目を重視してウォーターサーバーを選びたい方にもぴったりです。デザイン性にこだわったスタイリッシュなデザインで、おしゃれな部屋の雰囲気を壊したくない方でも使いやすいでしょう。

    給水口はコック式なので、停電時でも水を出すことが可能です。クリクラサーバー同様に、HEPAフィルターやチャイルドロック、転倒防止ワイヤーも搭載し、さらにコック(給水口)とボトルの差込口に抗菌加工をし、より清潔に使用できる仕様になっています。

    水受けトレイは、用途に応じて引き出せる4wayタイプを採用。倒れやすい哺乳瓶や、口の狭いボトルもしっかりと支えられるなど、使用シーンを選ばず便利に使えます。

    ■まとめ

    メーカーや仕組みによって異なりますが、ウォーターサーバーは停電時でも使える場合が多いです。給水口がレバー式やコック式で、重力を利用して水を出すタイプであれば、電気が通ってなくても水を出せるものが多いです。

    ウォーターサーバーのボトルは備蓄用として、停電など災害時の強い味方として活用することが可能。また、ローリングストックすることで、災害時に賞味期限が切れていて飲めない…というトラブルを避けられます。

    この記事を参考に停電時にも水が出せるウォーターサーバーを選び、災害に備えてしっかりと備蓄をしておきましょう。

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