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マンションの水道水が臭うのはなぜ? 原因や安全性について解説!

更新日 2026/05/21

マンションの水道水が臭う理由としては、「消毒に使われる塩素の臭い」「貯水槽内の藻類やカビ」「老朽化した給水管内のサビ」などが考えられます。水道水そのものが危険というより、マンションの給水設備や建物環境によって臭いが生じるケースが一般的です。基本的に、日本の水道水は安全性の高い水ですが、臭いが気になる場合は点検や対策が必要なケースもあります。本記事では、マンションの水道水が臭う主な原因や対策などについて解説します。

■ マンションの水道水が臭う原因とは?

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日本の水道水は、水道法に基づく厳しい水質基準のもとで管理されており、そのまま飲用できる安全性の高い水として知られています。マンションの水道水も同じく、安全な水が供給されています。しかしながら、「臭いが気になる」と感じる人がいるのも事実です。

 

マンションの水道水が臭う理由としては、「消毒に使われる塩素の臭い」「貯水槽内の藻類やカビ」「老朽化した給水管内のサビ」などが考えられます。それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

 

①消毒に使われる塩素の臭い(カルキ臭)

マンションの水道水でよくある臭いの一つが、ツンとした塩素の臭い(カルキ臭)です。この臭いは、水道水を安全に保つために行われている塩素消毒によるもので、異常や汚染によるものではありません。水道水は、蛇口から出る時点でも一定量の残留塩素があり、細菌やウイルスの繁殖を防ぐ役割を果たしています。そのため、塩素の臭いがすること自体は、日本の水道水が衛生的に管理されている証拠とも言えます。

 

ただし、臭いの感じ方には個人差があり、以下のような場合は、いつもより水道水の臭いが強く感じることもあるかもしれません。

 

・夏場など水温が高い時期

・貯水槽方式のマンションで水が一時的に滞留している場合

・朝一番の使い始めの水

・体調や嗅覚の変化で敏感になっているとき

 

②マンションの貯水槽内の藻類やカビ

マンションの給水方式が貯水槽タイプの場合、受水槽や高置水槽の管理状態によっては、藻類やカビが発生し、水道水に生臭さやカビ臭さが出ることがあります。特に、気温が上がる夏場は、水温の上昇によって微生物が繁殖しやすくなります。具体的な原因としては、以下のような点が考えられます。

 

・貯水槽内部の清掃不足

・タンクのフタや通気口の劣化による異物混入

・長期間水が入れ替わらず滞留している

・日光が当たる環境で藻類が発生しやすくなっている

 

マンションの貯水槽内の藻類やカビが原因で水道水に臭いが発生している場合、個人でできる対策は限られます。浄水器で軽減できる可能性もありますが、根本的な解決にはなりません。臭いが気になるときは、マンションの管理会社や管理組合に相談しましょう。

 

③老朽化した給水管内のサビ

築年数の古いマンションの場合、給水管の老朽化が水道水の臭いの原因になることがあります。古い鉄管や鋼管が使われている場合、給水管内にサビが発生し、水道水に金属っぽい臭いや鉄臭さを感じることがあります。よくある症状は次のとおりです。

 

・朝一番の水だけ臭う

・赤茶色っぽい水が出ることがある

・金属臭・サビ臭がする

・水をしばらく流すと改善する

 

臭いが軽度であれば、使い始めに1~2分ほど水を流すことで改善するケースもあります。しかし、しばらく流しても臭いが消えない場合や、水道水の色が濁っている場合、味にも違和感がある場合などは、給水管の劣化が進んでいる可能性があります。個人では改善できないため、マンションの管理会社や管理組合に相談しましょう。

 

■ マンションの水道水が臭う場合の対策

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マンションの水道水の臭いは、原因によって対策が異なります。まずは個人でできる方法を試してみて、改善しない場合は管理会社や管理組合に相談しましょう。こちらでは、個人でできる4つの対策をご紹介します。

 

①煮沸する

水道水に塩素の臭い(カルキ臭)を感じる場合は、煮沸するのが効果的です。塩素は加熱によって揮発しやすいため、煮沸することで臭いの原因物質を減らすことができます。

 

やかんや電気ケトルに水道水を入れて沸騰させます。沸騰したらフタを開けて、5分程度加熱しましょう。沸騰後にフタを開けるのは、蒸気を逃がすことで塩素の臭い成分が抜けやすくなるからです。なお、煮沸した水道水は残留塩素が減り、雑菌が繁殖しやすくなります。清潔な容器に入れて冷蔵保存し、早めに使い切ることが大切です。

 

▼関連リンク

・水道水を沸騰させると安全?正しい煮沸方法と注意点解説

 

②炭を使う

炭(活性炭や浄水用炭)には、臭いの原因物質や不純物を吸着する性質があります。そのため、水道水に炭を入れることで臭いを軽減できる可能性があります。

 

炭を使う際は、まず炭自体を煮沸消毒します。備長炭や浄水用の炭を流水でよく洗い、鍋に水と炭を入れて5~10分ほど沸騰させましょう。煮沸後、炭を冷ましてから水道水の入ったポットやピッチャーに入れます。そのまま4~5時間ほど置くことで、炭の吸着作用によって水道水の臭いがやわらぐことがあります。

 

③冷蔵庫で冷やす

水道水から塩素の臭い(カルキ臭)がする場合は、冷蔵庫で冷やすだけでも臭いが軽減することがあります。冷えることで塩素の刺激がやわらぎ、味覚的にもすっきり感じやすくなります。

 

煮沸する場合ほどの効果はありませんが、水道水をポットやピッチャーなど清潔な容器に入れて冷蔵庫で冷やすだけなので簡単です。ただし、長期間保存すると風味が落ちたり雑菌が繁殖しやすくなったりするため、1~2日を目安に使い切りましょう。

 

④ウォーターサーバーを導入する

マンションの水道水の臭いが気になる場合は、ウォーターサーバーを導入するのもおすすめです。

 

ウォーターサーバーは、定期的に水ボトルが配送されてくる「ボトル型」と、水道水をろ過して使う「浄水型」がありますが、いずれも臭いを気にせず、安心しておいしい水を飲むことができます。また、ウォーターサーバーは冷水・温水がすぐに使えるため、飲み水だけでなく料理や赤ちゃんのミルク作りにも便利です。省スペースのコンパクトな製品も増えているため、ワンルームマンションなどでも気軽に導入することができます。

■ まとめ:マンションの水道水が気になるなら安全な水を選ぼう

マンションの水道水が臭う原因はさまざまです。日本の水道水は安全性が高いとはいえ、臭いが気になると不安になってしまうものです。まずは、煮沸や炭の活用、冷却など個人でできる対策を試してみて、臭いが改善しない場合は管理会社や管理組合に相談しましょう。

 

より手軽に安全でおいしい水を使いたいなら、ウォーターサーバーの導入をおすすめします。クリクラのウォーターサーバーは、厳しい水質基準をクリアした日本の水道水を原水に採用し、RO(逆浸透膜)フィルターによって微細な菌や化学物質などの不純物や雑味をしっかりと取り除き、水の純度を高めています。また、定期的にPFAS検査を実施していますが、これまでの検査で、PFASが検出されたことはありません。

 

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【記事の執筆について】クリクラ編集部

この記事は、ウォーターサーバーの「クリクラ」を扱う株式会社ナックのクリクラ編集部が記事の監修をしています。

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