離乳食は赤ちゃんの成長に欠かせない大切なステップですが、「いつから始めるべき?」「いつまで続けるの?」と悩むママは少なくありません。
特に初めての育児の場合、周りと比べてしまったり、食べる量や進み具合に不安を感じたりするママも多いようです。
本記事では、離乳食の開始時期や卒業の目安、卒業後の食事の注意点などについて解説します。初めての育児でも安心して離乳食を進められるよう、ポイントを押さえておきましょう。
■離乳食はいつから?
離乳食は、生後5〜6ヶ月頃から始めるのが一般的です。
赤ちゃんの首がすわり、大人の食事に興味を示して口を動かすようになったら開始のサインとされており、実際に多くのママはこの時期に離乳食をスタートしています。
ただし、生後5〜6ヶ月というのは、あくまでも目安であり、赤ちゃんの発育や様子に合わせて判断することが大切です。
■離乳食はいつまで?卒業するタイミング
「離乳食はいつまで」と明確に決まっているわけではありませんが、一般的には1歳〜1歳半頃が卒業の目安とされています。食事からしっかり栄養をとれるようになり、いくつかのサインがそろえば離乳食卒業のタイミングです。判断の目安を押さえておきましょう。
なお、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳の完了を以下のように説明しています。
| 離乳の完了とは、形のある食物をかみつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分が母乳又は育児用ミルク以外の食物から摂取できるようになった状態をいう。 その時期は生後12か月から18か月頃である。 食事は1日3回となり、その他に1日1~2回の補食を必要に応じて与える。 母乳又は育児用ミルクは、子どもの離乳の進行及び完了の状況に応じて与える。 なお、離乳の完了は、母乳又は育児用ミルクを飲んでいない状態を意味するものではない。 |
食べ物を咀嚼できるようになったとき
離乳食卒業の一つの目安が、「形のある食べ物を自分で噛みつぶせるようになること」です。歯茎でつぶせる程度のやわらかさの食材をしっかり咀嚼できれば、消化・吸収の力が育っている証拠です。また、手づかみ食べやスプーンの使用が進み、「自分で食べる力」がついてきたかも判断基準になります。
1日3回食事をとるようになったとき
1日3回の食事が定着することも離乳食卒業のサインの一つです。この頃には、栄養の大部分を母乳やミルク以外の食事から摂れるようになっています。生活リズムが整い、大人に近い食事スタイルへ移行する準備ができている状態だと判断できます。
■卒乳も進めたほうがいい?
離乳食が進んでも、卒乳を急ぐ必要はありません。離乳食の卒業と母乳・ミルクの終了は別の話であり、赤ちゃんが欲しがるうちは無理にやめる必要はありません。自然に飲まなくなるケースも多いため、「授乳はいつまで」と決めず、様子を見ながら徐々に卒乳していくようにしましょう。
■離乳食を卒業した後の食事の注意点
離乳食を卒業しても、すぐに大人と同じ食事をとれるようになるわけではありません。消化機能や噛む力は未熟なので、食材の大きさや硬さ、味付けに配慮することが大切です。離乳食が終わった後の食事のポイントを押さえておきましょう。
赤ちゃんが食べやすい「大きさ」「やわらかさ」に
離乳食を卒業した後の食事では、赤ちゃんが食べやすい「大きさ」と「やわらかさ」に調整することが重要です。
この時期はまだ噛む力や飲み込む力が未熟なので、大人と同じ状態の食事では負担になりやすく、うまく食べられないことがあります。具体的には、以下のようなポイントを意識しましょう。
・食材は歯茎でつぶせる程度(指でつぶせる程度)のやわらかさにする
・一口で食べられる小さめのサイズにカットする
・肉や野菜はやわらかく煮る
・うどんやパスタなどの麺類は短く切る
・パサつくものは水分を加えてしっとりさせる
このように食材ごとの特性に合わせて調理することで、赤ちゃんが無理なく食べる力を育てることにつながります。
窒息リスクをなくすために
離乳食を卒業した後の食事では、窒息リスクのある食材を理解し、適切に対処することが重要です。
具体的には、以下のような食材に注意しましょう。
・丸くて滑りやすい食材(ミニトマト・ぶどう・うずらの卵・キャンディチーズなど)
→ 1/4程度にカットする
・固くて噛み砕けない食材(ナッツ類・固い豆など)
→ 奥歯が生えそろうまでは避ける
・弾力が強く噛み切れない食材(イカ・タコ・こんにゃくなど)
→ 離乳食卒業後もしばらくは避ける
・粘着性が高く喉にくっつく食材(餅・白玉・パンのかたまりなど)
→ 離乳食卒業後もしばらくは避ける
・繊維が多く口に残りやすい食材(レタス・ほうれん草・わかめなど)
→ 加熱してやわらかくし、細かく刻む
味付けは「大人の半分くらい」に
離乳食卒業後の食事では、味付けにも配慮する必要があります。
大人と同じ味付けではなく、目安として「大人の半分くらい」の薄味を基本にしましょう。
赤ちゃんは内臓機能が未発達なので、濃い味付けは体に負担がかかります。
また、将来の味覚の好みに影響を与える点にも注意が必要です。
幼い頃に濃い味に慣れてしまうと、大人になっても素材本来の味を感じにくくなる可能性があります。
日常で意識したいポイントは以下のとおりです。
・塩分は控えめにする
・だしや素材の「旨味」を活かす
・調味料は少量から徐々に慣らす
たとえば、昆布やかつおだしを活用すると、薄味でも満足感のある仕上がりになります。
ケチャップやマヨネーズ、ソースなどの調味料も、最初はごく少量から始めるのがポイントです。
3歳くらいから徐々に大人と同じメニューへ
離乳食を卒業した後の子どもが、大人とほぼ同じ食事をとれるようになるのは、3歳くらいが目安になります。3歳頃は乳歯が生えそろい、しっかり噛んで飲み込む力がついてくる時期であり、食べられる食材の幅が大きく広がるためです。もちろん、「3歳になったから大人と同じ食事にしなければいけない」というわけではありません。次のようなポイントを意識しながら、少しずつ移行していきましょう。
・食材の固さや大きさは段階的に調整する
・刺激の強い食品や脂っこい料理は控えめにする
・生もの(刺身・生卵など)は引き続き注意する
子どもの成長には個人差があるため、「年齢」よりも「食べる様子」を見ながら判断することが大切です。急に大人と同じ食事にするのではなく、子どものペースに合わせて食事の幅を広げていきましょう。
■離乳食の量の目安・スケジュール
離乳食の量は、月齢や発達段階によって細かく変わってきます。時期ごとの離乳食の量(目安)は以下のとおりです。
| 時期 | 主食 | 野菜・果物 | たんぱく質
(種類別目安) |
| 初期(5〜6ヶ月) | 10倍がゆ 小さじ1〜大さじ2 |
小さじ1〜2 | ・豆腐 小さじ1
・白身魚 小さじ1 |
| 中期(7〜8ヶ月) | 7倍がゆ 50〜80g |
20〜30g | ・魚 10〜15g
・豆腐 30〜40g ・卵黄 1個分 |
| 後期(9〜11ヶ月) | 5倍がゆ 80〜90g |
30〜40g | ・魚・肉 15g
・豆腐 45g ・全卵 1/2個 |
| 完了期(1歳〜1歳半) | 軟飯 90g ごはん 80g |
40〜50g | ・魚・肉 15〜20g
・豆腐 50〜60g ・全卵 1/2〜2/3個 ・乳製品 100g |
上記の量はあくまでも目安であり、食べる量には個人差があります。
多少の食べムラがあっても問題はないので、機嫌や成長を見ながら調整しましょう。
量を守ることよりも、楽しく食べることが、離乳食をスムーズに進めるポイントです。
■まとめ
離乳食は生後5〜6ヶ月頃から始め、1歳〜1歳半頃に卒業するのが一般的ですが、明確に「いつからいつまで」と決まっているわけではありません。時期を意識しすぎず、赤ちゃんの成長や食べる力に合わせて進めていくことが大切です。
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▼参考情報
・食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意|消費者庁


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