ウォータージャーナル

お酒を飲み過ぎると下痢になる?その原因は?

あなたは普段、お酒を飲むことはありますか?実は、お酒を飲みすぎるとで、下痢を引き起こす可能性があるので注意が必要です。そこでここでは、なぜお酒を飲みすぎると下痢になってしまうのか、その原因についてご紹介していきます。

お酒を飲みすぎると下痢になるって本当?


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『お酒を飲み過ぎると下痢になるというのは本当なのか?』という点ですが、結論的にいうとこれは「本当」です。しかしながら、お酒を飲みすぎてしまっただけで、下痢が何日も続くということはほとんどありません。下痢になったとしても、数回程度で済んで、すぐ調子は戻りますし、実際には下痢の状態までいかず、便が柔らかくなる程度の方も多いようです。お酒は人体にとって毒性ある異物です。下痢は身体によくないものであるお酒を、早く体から出そうとするために起こるものですので、お酒の飲みすぎで下痢が出る=お酒を早く出そうとしている証拠だと言えます。

下痢とは


そもそも下痢とは、いわゆる水を多く含んだ便のことです。私たちが食べたものは、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸など、様々な器官を通ることで消化・吸収をされ、エネルギーや身体に必要な物質として全身へと運ばれていきます。そして、その過程の中で消化されずに残ったものが便となり、やがて体外へと排出されていくのです。この時排出される便には、水分も含まれています。健康的な人であれば、便に含まれる水分の割合はだいたい70~80%程度です。しかしながら、何らかの原因によって便の水分量が増えてしまい、便が泥状や水様になってしまうことがあります。この泥状や水様の便を下痢と呼ぶのです。では、続いてお酒を飲みすぎるとなぜ下痢になるのか、その原因についてご紹介していきます。

お酒を飲みすぎると下痢になる原因


◎原因①

摂取したアルコールは、基本的に胃と小腸で吸収されます。しかしながら、アルコールはその吸収を補助する酵素の働きを阻害するため、栄養分や水分の吸収が滞ってしまい、消化しきれていない食べ物が大腸に送り込まれてしまうのです。

さらに、アルコールは大腸の働きを活性化するので、通常は大腸で吸収される水分が、吸収されないまま肛門まで進んでしまう現象が起こります。すると、普段普通の便が出ていたとしても、その時だけはどうしても下痢が出やすくなってしまうのです。

◎原因②

アルコールは、小腸で約80%吸収されます。そのため、アルコールを過剰に摂取してしまうと、小腸粘膜にある酵素の機能が低下し、脂肪・糖分・水分・ナトリウムなど本来吸収されるべきものの吸収が阻害され、浸透圧性の下痢が引き起こされる可能性があるのです。

◎原因③

お酒に含まれているアルコールを分解したり、脂質の消化や吸収を補助するなど非常に重要な働きを持つ胆汁は、肝臓で生成されています。しかしながら、お酒を過剰に摂取すると、肝臓がアルコールの分解を行うことだけで精一杯になってしまい、胆汁を生成する働きが低下してしまうことがあるのです。こうして摂取した脂肪分の消化が滞り、結果的に下痢を引き起こしてしまいます。お酒のおつまみとして、揚げ物や高脂質なものを好む方も多いので、余計に下痢になりやすいのかもれませんね。

お酒の飲みすぎによる下痢は誰にでも起こり得る?


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元々腸が弱い方や、逆に腸の動きが活発な方など、普段から下痢になりやすい体質の方もいることでしょう。そんな方は特に冷たいお酒を飲みすぎて胃腸を冷えることにも気を付けたいですし、もちろん飲みすぎやおつまみのセレクトにも気を使っていただきたいものです。ただ、体が強い、お酒に強いから大丈夫、というわけでもありません。たくさんお酒を飲んでしまえば、体調に影響を及ぼすのは当然です。お酒の飲みすぎが原因で起きる下痢は、誰にでも起こるものですので注意しましょう。

アルコールを分解できる量について


1時間で分解できるアルコール量は、平均で体重×0.1と言われています。体重が50kgの人なら、1時間に処理できるアルコール量はたったの5gとなるのです。これを酒に換算すると、ビール中瓶なら約4分の1本程度の量になります。とても少なく感じますよね。どうしても飲み会などではハイペースでたくさん飲んでしまいがちですが、間に水を飲むようにしたり、ゆっくり飲む、薄めの水割りやお湯割りにするなど、自分なりに工夫をすることも大切です。

下痢を引き起こさないために


下痢を引き起こさないためにも、自分自身が分解できるお酒の量をしっかり把握しておく必要があります。しかし先程ご紹介した通り、1時間で分解できるお酒の量は決して多くありません。

ただ、それが分かっていたとしても、付き合いでお酒を飲む時など、どうしてもその量を守ることが難しい場合もあります。そういった時には、身体に害が及ばない程度に、程よい量のお酒でとどめるよう出来る限りセーブしましょう。

どちらにしても、お酒の飲みすぎると、下痢以外にも身体に様々な影響を及ぼします。少しでもリスクを避けるためには、お酒び量や飲み方に注意しなければいけません。

お酒の飲みすぎには注意!


お酒の飲みすぎで下痢なることがありますが、その原因として様々なものが挙げられます。アルコール量やおつまみなど、色々と注意したいポイントがあることが分かりました。お酒を飲む際には、少しでも下痢のリスクを避けられるよう、対策を取りながら楽しむようにしたいですね。