ウォータージャーナル

知ってる?清涼飲料水に含まれる砂糖の量

ごくごく飲める清涼飲料水は、自販機やコンビニ等で気軽に購入でき、子どもから大人まで飲みやすいものが多いですよね。仕事の合間や学校帰りなど、普段の水分補給のために何気なく飲んでいる方も多いのではないでしょうか。しかし、清涼飲料水にはたくさんの砂糖が入っていることをご存じですか?今回は、清涼飲料水に含まれる砂糖の量についてご紹介します。

清涼飲料水とは?


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まず、清涼飲料水がどのような飲み物を指すのか、見ておきましょう。清涼飲料水は、乳製品類やアルコール飲料以外の飲み物の総称を言います。つまり、炭酸飲料やコーヒー飲料、野菜飲料、乳固形分3%未満の乳性飲料、スポーツドリンクなどから、ミネラルウォーター、お茶系飲料まで含まれるため、清涼飲料水の範囲はとても広いです。

清涼飲料水にはどのくらいの砂糖が含まれているの?


では、清涼飲料水の中に含まれている砂糖の量について見てみましょう。まずは、一般的な目安としてどのくらいの砂糖が含まれているのか、ご紹介します。

炭酸飲料

炭酸飲料は、清涼飲料水の中でも特に糖分が多い傾向にあります。これは、炭酸が苦味を感じるためそれを補うために甘味をプラスすることも影響していると言われています。おおよその目安としては、500mlあたりの炭酸飲料の中に含まれる糖分含有量が約40g~65g程度、角砂糖として数えると10個~16個分にもなります。

果汁100%ジュース

炭酸飲料に並んで糖分の多い飲み物です。果汁100%と聞くとヘルシーな印象がありますが、果汁に含まれる果糖という糖分が含まれるため糖分量としては多いです。また、果汁100%ジュースの中には、濃縮した果汁を薄めた濃縮還元ジュースも含まれます。濃縮還元ジュースの場合、味を調整するために砂糖が使われることも多いです。目安としては、500mlあたりの糖分量が50~60g、角砂糖にすると12個~15個になります。

スポーツドリンク

意外と勘違いされやすいのが、スポーツドリンクの糖分量です。運動後や汗をかいた後のスムーズな水分補給のために愛用される方も多いでしょう。こうしたイメージからヘルシーな印象を持たれることの多いスポーツドリンクですが、実は糖分がしっかりと含まれています。目安としては、500mlあたり20~34g、角砂糖にすると5個~8個程度となります。

その他にも、190mlの缶コーヒーなら、微糖タイプでおよそ角砂糖1個、甘めのコーヒーで角砂糖3個など、知らず知らずのうちに砂糖を摂取しているかもしれません。

普段飲んでいる清涼飲料水の砂糖の量を知るには?


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一般的な目安ではなく、具体的に普段飲んでいる清涼飲料水の砂糖の量を知りたい時には、栄養成分表示から計算することができます。

計算式

(内容量)÷(単位量)×(単位量あたりの炭水化物の量)

清涼飲料水のラベルに記載されている栄養成分表示には、炭水化物という項目があります。炭水化物は砂糖を含めた糖質量を示しています。

もし、500mlの清涼飲料水で100mlあたりの炭水化物量が11gだった場合、

500÷100×11=55となります。つまり、この清涼飲料水に含まれる砂糖の量は55gということですね。

糖分の摂りすぎに注意


ここまでの解説で、清涼飲料水に含まれる砂糖の量が予想よりも多かったと驚いている方も多いのではないでしょうか。普段、何気なく飲んでいる飲み物にたくさんの砂糖が入っているとなると、糖分の摂りすぎによる健康への影響が気になるところですよね。

世界保健機関(WHO)によると、食事以外で摂取する糖分の量は、1日の総カロリーの5%程度が望ましいと発表されています。平均的な体型の大人であれば25gが目安となることから、清涼飲料水の種類によっては1本飲むだけで糖分オーバーになる可能性も十分にあり得る数字です。

毎日何らかの清涼飲料水を飲む習慣がある人は、一度砂糖がどのくらい含まれているのか計算してみてはいかがでしょうか。

糖分の摂りすぎは、私たちの健康にも影響します。

とはいえ、糖分が全く必要ないかといえば、決してそうではありません。栄養バランスの整った食事をきちんと食べていれば、それ以外で糖分を摂取する必要はあまりないということですね。

水分補給はお水がおすすめ


脱水症状を起こさないために、水分摂取はとても大事です。しかし、そのほとんどを甘いジュースなどで補っていると、糖分の摂りすぎが問題になります。お水であれば糖分量を気にせず健康的に水分補給ができ、カフェインによる利尿作用も心配する必要がなくおすすめです。わざわざ自販機でお水を購入するのが勿体ない、でも水道水を直接飲むのは抵抗があるという方は、ウォーターサーバーの設置も良いでしょう。

水分補給時の糖分には要注意!


今回は、清涼飲料水に含まれる糖分についてご紹介しました。清涼飲料水は種類が豊富で、毎日の楽しみとして購入している人も多いでしょう。お茶やミネラルウォーターであれば糖分の心配はないかと思いますが、甘いジュースや缶コーヒーなどを好む方は糖分の摂りすぎに注意が必要です。冷たい飲み物は、甘さを感じにくくついつい飲みすぎてしまうと言われています。種類によっては、1本飲むだけで大量の砂糖を摂取していることもあります。清涼飲料水を飲む時は、糖分量に着目し、毎日コップ1杯だけ飲むなど工夫してみるのも良いですね。このように、基本的な水分摂取はお水にしておいて、時には甘い飲み物を飲みすぎない程度に味わうなど、メリハリをつけてみてはいかがでしょうか。