ウォータージャーナル

実はすごい!腐らない水、水道水の秘密とは?

水道水を直接飲むのは抵抗があるという人は多いのではないでしょうか。水道水には独特のカルキ臭さを感じる場合があり、飲みづらい、美味しくないと感じてしまうのがその理由とされています。「そもそも衛生面で考えてもミネラルウォーターが上でしょう!」と思っている方、ちょっとまってください。その考え、実は間違いかもしれません。
そこで今回は日本の水道事情についてご紹介します!

☆世界一厳しい日本の水道基準とは?

現在日本の水道普及率は実に97%を超え、蛇口をひねればいつでもどこでも安全な水が飲めるのが当たり前となっています。しかし、世界的に見ても飲用に適した水が常に供給されている国はまだまだ珍しく、日本の近代水道における技術力の高さは世界的にも高く評価されています。
日本の水道は厚生労働省で定められた51の水質基準項目によって非常に厳しいチェックを受けており、食品衛生法で定められているミネラルウォーターが18項目の水質基準であることを考えてもその違いは明らかです。
これほど厳しい項目とチェック体制を課している国は日本のみで、日本の水道水は名実ともに世界一安全な水と言えるのです。

☆腐らない水の秘密はずばり残留塩素!

日本の水道水の素晴らしいところは水源から蛇口に至るまできめ細かな水質管理がされていることです。蛇口での残留塩素濃度を1リットル当たり0.1ミリグラム以上保持することが水道法で定められており、これにより細菌を殺菌し、衛生的な状態を保っています。カルキ臭さは残留塩素が原因で起こりますが、この塩素の作用で高い消毒効果が得られており、安全な水が飲めるのです。浄水器などでこの塩素を除去してしまった場合、細菌が繁殖しやすい水になってしまいます。そのため浄水器を通した水は保存には適しません。

☆高度浄水処理の導入でますます高まる安全性【画像あり】

東京都水道局では平成25年10月に利根川水系のすべての浄水場に高度浄水処理を導入しました。これは、沈殿池と急速ろ過池の間にオゾン処理及び生物活性炭吸着処理を組み込んだ施設になっています。塩素の代わりにオゾンを使用した水の消毒は、有害な有機化合物を生成せず、残留性もなく、環境負荷も与えないなどメリットが多くあります。オゾンの殺菌力・酸化力は塩素に勝り、細菌・雑菌・カビ菌に対して即効性の効果を発揮するとともに臭いや着色の元となる有機物を分解するので脱臭・漂白の作用もあります。加えてオゾンは放っておくと酸素に戻るため害がありません。この高度浄水処理により、いままで取り除けなかったごく微量のトリハロメタンや臭気、有機物をほぼ除去できるようになり、より安全で、清潔な水が提供されるようになりました。各都市でもこの動きは広まっており、近い将来すべての水域で高度浄水処理が導入されることを目標としています。日本の水道技術は確実に進化を遂げていますね。

☆高層マンションや集合住宅の貯水槽の管理責任者とは?

水道メーターが一軒一軒に取り付けられている集合住宅の場合は水道局の直接管理のもとで提供されている水道水ですが、メーターが見当たらない場合は、一旦建物の上にある貯水槽に貯められた水が各戸に提供されています。
この貯水タンクの管理者はビルのオーナーやオーナーが委託している管理会社となり、保健所の管理指導のもと提供されています。管理項目の中には年に一回の清掃が義務付けられていますが徹底されていないケースも見られるので水の臭いや味に気になることがある場合は管理会社に確認をとりましょう。

日本の水道水は世界一安全で衛生的な水として日本の誇る技術の一つです。こうして安全な水が飲めるのも日々水質管理を徹底している水道事業体のおかげですね。今後も貯水槽の管理指導の徹底や直結給水の推進で、より安全な水道水の普及が期待できそうです。
うがい、手洗いを水道水でするというのも衛生面から考えると非常に理にかなったことなのですね。

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