ウォーターサーバーの導入を検討する際、「RO水」と「天然水」のどちらを選ぶべきか迷う方は少なくありません。どちらも安心して飲める水ですが、使われている原水や処理の方法、含まれるミネラル、味わい、価格など、様々な違いがあります。特に小さなお子さんがいるご家庭では、水の安全性はもちろん、ウォーターサーバーの使いやすさや家計への負担まで、しっかりと比較して選びたいところです。本記事では、RO水の特徴や天然水との違いなどについて解説します。
そもそもRO水とは?
RO水とは、RO膜(逆浸透膜)という特殊なフィルターを通して、水中の不純物やウイルス、重金属などを取り除いた水のことです。水分子以外の物質をほぼ除去しているため、純度が高く、安全性に優れた水として知られています。
RO水の主な特徴は?
RO水をつくるときに使われるRO膜の孔(あな)は非常に小さく、水分子以外のほとんどの物質を通しません。RO膜でろ過することで、ウイルスや細菌、重金属、農薬、トリハロメタンなどの化学物質を幅広く除去することができます。一般的な浄水器では取り除きにくい微細な不純物まで除去できるため、原水に水道水や地下水を使っていても、不純物が大幅に取り除かれた純度の高い水に仕上がるのです。
また、RO水は無味無臭でクセがなく、すっきりした飲み口です。雑味がなく、食材そのものの味や香りを引き立てやすいのも魅力です。そのため、赤ちゃんのミルクづくりはもちろん、炊飯やだし取りなどの料理全般、コーヒー・紅茶づくりなど、幅広い用途に使えます。
RO水はどのようにつくられる?逆浸透膜の仕組み
RO水は、逆浸透膜(RO膜)と呼ばれる極めて微細なフィルターを使ってつくられます。製造工程は、大きく「前処理」「逆浸透膜処理」「後処理」の3段階に分かれており、それぞれの工程で段階的に不純物を取り除いていきます。
「前処理」では、水道水や地下水などの原水に含まれる大きなゴミや砂、サビ、残留塩素などを、活性炭フィルターや糸巻フィルターなどを使って取り除きます。
「逆浸透膜処理」では、高い圧力をかけて水をRO膜に通し、水分子だけを透過させます。この工程では、ウイルスや細菌、重金属、化学物質などの不純物が分子レベルで除去されます。
これら3つの工程を経ることで、不純物がしっかり取り除かれた、赤ちゃんから大人まで安心して使えるRO水が完成します。
RO水と天然水の違いは?
ウォーターサーバーを選ぶとき、多くの方が迷うのが「RO水にするか天然水にするか」というポイントです。いずれも安心して飲める水ですが、原水や処理方法、含まれる成分、味わい、価格など、様々な違いがあります。RO水と天然水の違いを理解しておきましょう。
原水・処理方法
RO水と天然水は、「どのような水を原水として使い、どのような処理をおこなっているのか」という点で大きな違いがあります。
RO水は、水道水や地下水などを原水とします。処理方法は、複数のフィルターで前処理をおこなったうえ、逆浸透膜(RO膜)を通してろ過します。このRO膜によって、水分子以外の不純物をほとんど除去しているのが、RO水ならではの特徴です。こうした工程でつくられるRO水は、原水の違いによる影響を受けにくく、いつでも安定した品質の水に仕上がります。
一方、天然水は特定の採水地でくみ上げた地下水を原水とします。自然の地層を通る過程でろ過された地下水に、沈殿やろ過、加熱殺菌などの処理をおこないます。自然由来の水質を活かす処理方法が、天然水の大きな特徴だと言えるでしょう。
ミネラル成分
RO水と天然水では、含まれるミネラル成分も異なっています。RO水は、逆浸透膜(RO膜)でろ過する過程で、不純物だけでなく、カルシウムやマグネシウムといったミネラル成分も除去されます。そのため、ミネラルをほとんど含まない非常に純度の高い水になります(製品によっては、後からミネラルを加えているものもあります)。
一方、天然水は自然の地層をゆっくりと通過する過程でカルシウムやマグネシウムなどのミネラルを含み、その成分がそのまま残っているのが特徴です。
味わい
RO水と天然水は、味わいにも違いがあります。RO水は、逆浸透膜(RO膜)でろ過する際にミネラル成分もほぼ取り除かれるため、無味無臭でクセがなく、すっきりとした味わいが特徴です。雑味がないため、毎日の飲み水としてはもちろん、料理やコーヒー・紅茶づくりなど、素材の風味を引き立てたい場面にも向いています。
一方、天然水は採水地によって含まれるミネラルの種類や量が異なるため、味にも個性があります。まろやかさやほのかな甘みを感じられるものもあり、水そのものの味を楽しみたい方に選ばれています。
価格
RO水と天然水では、価格の面でも違いがあります。RO水は、水道水など比較的入手しやすい水を原水として使い、徹底的にろ過することによって純度を高めています。そのため、輸送コストや管理コストを抑えやすく、ウォーターサーバーにおいても比較的リーズナブルな価格で提供されています。
一方、天然水は特定の採水地からくみ上げた地下水を使用するため、採水や運搬、品質管理にコストがかかります。そのぶん、ウォーターサーバーにおいても価格が高めに設定される傾向にあります。
RO水のウォーターサーバーのメリット・デメリットは?
RO水は純度が高く、安全性に優れた水として注目されていますが、ウォーターサーバー選びで後悔しないためには、デメリットも理解しておくことが重要です。RO水のメリットとデメリットについて解説します。
RO水のウォーターサーバーを選ぶメリット
RO水のウォーターサーバーを選ぶ最大のメリットは、「安全性の高さ」と「コストの安さ」です。毎日使う水だからこそ、安心して続けられる点は大きな魅力だと言えるでしょう。
- 不純物をほぼ含まない純水
RO水は、逆浸透膜(RO膜)によってウイルスや細菌、重金属、化学物質などの不純物をほぼ除去しています。余分な成分を含まない純度の高い水であり、安全性にも優れています。そのため、胃腸が発達していない赤ちゃんにも負担をかけにくく、ミルクづくりにも最適です。家族みんなで安心して飲める水を選びたいご家庭には、RO水のウォーターサーバーが向いています。
- 天然水より安くて続けやすい
RO水は基本的に水道水を原水としているため、特定の採水地から運搬してこなければならない天然水に比べコストが安いのが特徴です。毎日の飲み水や料理でたっぷり使っても、家計への負担を抑えられるのは、RO水のウォーターサーバーの大きなメリットだと言えるでしょう。
RO水のデメリット・注意点
RO水は逆浸透膜(RO膜)でろ過される過程で、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分も取り除かれます。そのため、人によっては「味があっさりしすぎている」「ちょっと物足りない」と感じるケースもあるようです。天然水のようなまろやかさや風味を重視する方にとっては、RO水はやや淡白に感じられるかもしれません。一方で「クセがなくて飲みやすい」と評価する方も多く、好みが分かれるポイントだと言えます。
また、水からミネラルを積極的に補給したい方には、RO水は向きません。ただ、最近では、後からミネラルをバランスよく加えたRO水のウォーターサーバーも登場しています。
RO水のおすすめウォーターサーバーは?
RO水のウォーターサーバーを選ぶなら、クリクラがおすすめです。クリクラのウォーターサーバーは、厳しい水質基準をクリアした日本の水道水を原水に採用し、RO(逆浸透膜)フィルターによって微細な菌や化学物質などの不純物や雑味をしっかりと取り除き、水の純度を高めています。そのうえで、味とミネラルバランスを整えたRO水(ROミネラルウォーター)を提供しています。
また、クリクラのウォーターサーバーは、病院の手術室でも使われている高性能フィルター「HEPAフィルター」を標準装備し、ゴミ・粉塵を徹底的に除去。万が一ウイルスや菌が侵入してしまった場合でも、繁殖をさせない対策として「抗菌パック」も装備しています。安心・安全にお使いいただけるよう、年に1回、サーバーを丸ごと交換しているのもクリクラのこだわりです。
まとめ
RO水は、逆浸透膜(RO膜)によって不純物を分子レベルまで徹底的に除去した水です。安全性が高いため、日々の飲料水としてはもちろん、赤ちゃんのミルクづくりにも安心して使えます。また、RO水のウォーターサーバーは比較的リーズナブルなので、日常的にたくさんの水を使うご家庭にも最適です。天然水との違いを理解したうえで、ご家庭に最適なウォーターサーバーを導入しましょう。
※参考
乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン|世界保健機関/国連食糧農業機関共同作成


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