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ナチュラルミネラルウォーターの安全性は?他の水との違いやメリットを解説!

ナチュラルウォーターとは、特定の水源から採水された地下水を原水とした水のことです。「おいしい水」というポジティブなイメージがある一方で、「安全性に不安がある」といった否定的な意見が聞かれることもあります。日常的に口にする水だからこそ、正しい知識を持って、安全・安心な水を選びたいものです。本記事では、ナチュラルミネラルウォーターの安全性や、他の水との違い、メリットなどについて解説していきたいと思います。

 

 

ナチュラルミネラルウォーターとは?

 

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ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドラインでは、ナチュラルミネラルウォーターは以下のように定義されています。

 

ナチュラルウォーター(特定の水源から採水された地下水)のうち、鉱化された地下水(地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の無機塩類が溶解した地下水)を原水とした水。

※参考:ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドライン | 法規 | ガイドライン・品質・製造 | 全国清涼飲料連合会

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/07/dl/s0723-16c_0005.pdf

 

ナチュラルウォーターとはどんな水?

ナチュラルウォーターとは、特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿やろ過、加熱処理以外の物理的・化学的な処理がおこなわれていない水のことを言います。

 

ウォーターサーバーでも、ナチュラルウォーターを提供しているものが多くあります。ナチュラルウォーターの魅力は、添加物が含まれておらず、自然の風味や成分をそのまま楽しめることです。一方で、ナチュラルウォーターは水源によって品質にバラつきがあると言われています。

 

ナチュラルミネラルウォーターとはどんな水?

ナチュラルミネラルウォーターとは、ナチュラルウォーターと同様に、特定の水源から採水された地下水を原水とする水で、沈殿やろ過、加熱処理以外の物理的・化学的な処理がおこなわれていない水のことです。ナチュラルウォーターとの違いは、「ミネラルが溶解しているかどうか?」にあります。地下水は、地表から浸透する過程でミネラルが溶け込むことがあります。このような地下水からつくられた水が、ナチュラルミネラルウォーターです。

 

なお、「天然水」と表記できるのは、ナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターだけです。

 

ミネラルウォーターとはどんな水?

ミネラルウォーターとは、ナチュラルミネラルウォーターのうち、品質を安定させる目的などのため、沈殿やろ過、加熱殺菌以外の処理が加えられた水のことを言います。沈殿やろ過、加熱殺菌以外の処理としては、「ミネラルの調整」「ばっ気(水に空気中の成分を吹き込む処理)」「複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合」などがあります。ミネラルのバランスが均一で安定しているのが、ミネラルウォーターの特徴です。

 

天然水の水源となる地下水の種類

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ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドラインでは、主な原水を以下の7種類に分類しています。ミネラルウォーター類の容器などには、原水を表示することとされています。

 

・浅井戸水:浅井戸からポンプ等により取水した地下水

・深井戸水:深井戸からポンプ等により取水した地下水

・湧水:不圧(自由面)地下水、被圧地下水の区分によることなく、自噴している地下水

・鉱泉水:自噴する地下水のうち水温が25℃未満の地下水であり、かつ、溶存鉱物質等により特徴付けられる地下水

・温泉水:自噴する地下水のうち水温が25℃以上の地下水、又は、温泉法第2条に規定される溶存鉱物質等により特徴付けられる地下水のうち飲用適のもの

・伏流水:上下を不透水槽にはさまれた透水層が河川と交わるとき透水層内に生じる流水

・鉱水:ポンプ等により取水した地下水のうち溶存鉱物質等により特徴付けられる地下水

※参考:ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドライン

https://minekyo.net/files/libs/344/201809201037324902.pdf

 

ナチュラルミネラルウォーターの安全性は大丈夫?

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ナチュラルミネラルウォーターは自然由来の地下水を使用しているため、「環境汚染の影響を受けているのでは?」と考える人も少なくありません。また、非加熱処理のナチュラルミネラルウォーターも多いことから、細菌・ウイルスのリスクを懸念する人もいます。実際のところ、飲料水としての安全性に問題はないのでしょうか。

 

市販のナチュラルミネラルウォーターの安全性は高い

日本の食品衛生法において、ナチュラルミネラルウォーターなどのミネラルウォーター類は「清涼飲料水」として扱われ、製造基準や成分規格などが定められています。加えて、日本のミネラルウォーター業界は、各社が自主的に厳しい品質管理基準を設けており、定期的な水質検査や衛生管理を徹底しています。基準を満たしていない製品が市場に出回ることはないため、安心して飲むことができます。

 

名水などの湧き水を直接飲むのは注意

市販のナチュラルミネラルウォーターは安全性が確保されている一方で、名水などの湧き水を直接飲む場合は注意が必要です。当然ですが、湧き水は水道法の適用外であり、水質検査もおこなわれていません。そのうえ、周辺地域や上流部の影響を受けやすく、野生動物の大腸菌による汚染、不法投棄された有害物質による汚染、地質由来の有害物質による汚染など、さまざまな汚染リスクがあります。安全保障や対策が明記されていない湧き水を直接飲用するのは、避けたほうが良いかもしれません。

 

日持ちしないため注意が必要

ナチュラルミネラルウォーターは、沈殿やろ過、加熱処理などがおこなわれていますが、水道水のような塩素消毒はおこなわれていません。水道水に含まれている残留塩素には雑菌の繁殖を抑える効果がありますが、ナチュラルミネラルウォーターには残留塩素が含まれていないため、開封後は雑菌が繁殖しやすくなります。特に、一度口を付けたペットボトルは雑菌が繁殖しやすいため、ペットボトルのナチュラルミネラルウォーターは開封後、できるだけ早めに飲み切ることをおすすめします。

 

ナチュラルミネラルウォーターを飲むメリット

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ミネラルを補給できる

ナチュラルミネラルウォーターには地層中のミネラル成分が溶け込んでおり、自然由来のミネラルが豊富に含まれています。ナチュラルミネラルウォーターを飲むことで、カルシウムやマグネシウム、カリウムなど、体に必要なミネラルを補給することができます。こうしたミネラルは、骨や歯の健康を維持したり、筋肉や神経の機能をサポートしたりする効果が期待できます。ナチュラルミネラルウォーターを飲むことを習慣化することで、健康維持に役立つでしょう。

 

軟水や硬水、味わいを選ぶことができる

ナチュラルミネラルウォーターのメリットの一つが、水源によって異なるミネラルバランスを楽しめることです。ミネラルバランスによって味わいに違いがあるため、さまざまな産地のミネラルウォーターを飲み比べ、好みに合ったナチュラルミネラルウォーターを見つける楽しみもあります。

 

国内のナチュラルミネラルウォーターの多くは軟水ですが、海外の製品は硬水が主流です。軟水はミネラル含有量が少なく、口当たりがなめらかで飲みやすいと言われます。一方、硬水はミネラルが豊富で、しっかりとした風味を楽しむことができます。

 

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ここまで、ナチュラルミネラルウォーターについて解説してきましたが、クリクラのウォーターサーバーはナチュラルミネラルウォーターを採用していません。気候や天候に水質が左右されるナチュラルミネラルウォーターでは、クリクラが独自で定めている56項目の水質安全基準をクリアすることができなかったからです。

 

クリクラのウォーターサーバーの水は「RO水」です。宇宙開発の現場でも採用されている超高性能フィルターによって微細な菌や化学物質を徹底的に除去し、高品質な純水をつくっています。この純水に4つのミネラルをバランスよく配合することで、安全性だけでなく、おいしさにもこだわったRO水をご提供しています。

 

まとめ

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ウォーターサーバーを導入する際は、「水選び」も重要なポイントになります。水源ごとに異なる風味を楽しみたい方には、ナチュラルミネラルウォーターが向いています。一方、安全性やクセのないすっきりとした味わいを重視する方にはRO水がおすすめです。不純物がほぼ完全に除去されたRO水は、赤ちゃんや高齢者など免疫力が低い方でも安心して飲める水です。ライフスタイルやニーズに合わせて、ご家族にぴったりなウォーターサーバーを選んでいただきたいと思います。

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【記事の執筆について】クリクラ編集部

この記事は、ウォーターサーバーの「クリクラ」を扱う株式会社ナックのクリクラ編集部が記事の監修をしています。

ウォーターサーバーやお水に関する疑問にお答えすることや役立つ情報を発信し、ウォーターサーバーやお水への正しい理解を推進しています。

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