ウォータージャーナル

浄水器は必ず使わないといけないの?浄水器の効果は?

浄水器をご自宅で使用している方も多くいらっしゃると思いますが、浄水器はどのような働きをしているかご存知でしょうか。飲み水は必ず浄水器を使用した水でないと不安を感じる方もいるのではないでしょうか。今回は浄水器にはどのような効果があるのか紹介します。

日本の水道水の安全性



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日本の水道水は世界的を見てもトップクラスを誇る安全、安心な水だと言われていて、浄水器を付ける意味はあるのかと疑問が浮かびます。日本は世界でもずば抜けて水道設備が進んでいて、世界最高峰といっても過言ではありません。水質基準も世界の基準と比べるとかなり高く、そのまま飲んでも何の問題もないのです。

ですが、全く有害物質が含まれていないかと言われると、そうでもありません。水道水は浄水場で殺菌されてから水道管を通り配給されています。殺菌するときに使用された塩素や水道管を通過するときにさまざまな原因で不純物が混入する危険があるのです。

塩素は、水道水に含まれる有害物質と反応して「トリハロメタン」という発がん性物質に変化してしまいます。しかし、非常に少量なため生涯摂取しつづけたりしても、健康上の問題は無いとされています。

その他にも配給されるときに通過する水道管も劣化したり、管理が行き届いてなかったりといった理由から、鉛や不純物が入ってしまう危険性があります。しかしこちらの不純物なども摂取していても健康上は何の問題もなく、病気を発症したという明確なデータは存在しません。

浄水器の効果



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浄水器は家庭用品質表示法により、13項目の除去率を明記する事が義務づけられています。

・残留塩素
カルキ臭の原因や水の味を損なう

・2-MIB(カビ臭)
水の味を損なう

・CAT(農薬)
除草剤に使われていて、内分泌かく乱作用を起こす

・溶解鉛
体内に蓄積すると乳幼児や子供に短気や知能障害を引き起こす

・濁り
水を濁らせる、鉄サビ等のミクロの汚れ

・総トリハロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモジクロロメタン、クロロホルム、ブロモホルム
塩素と水道水に含まれる有害物質が反応して生成される、発ガン性の疑いがある

・トリクロロエチレン、1,1,1-トリクロロエタン、テトラクロロエチレン
肝臓や心臓に障害を及ぼす疑いがある

浄水器はさまざまな物質を水道水から除去してくれる効果があり、それにより濁りや臭いの原因となる物質がなくなることでより飲みやすく、美味しい水を味わう事が出来るのです。

特に塩素を取り除くことで、カルキ臭がなくなるので臭いが気になる方にはおすすめです。

いくら体に害がないといっても、不純物や有害物質を摂取し続けるのは抵抗を感じますし、とくに赤ちゃんや小さいお子様がいる家庭などでは敏感になる方も多いと思います。浄水器は、より安心、安全に美味しく水道水を使用出来る効果を持っているのです。

浄水器の正しい使い方


水道水をより安心、安全に美味しく飲むための浄水器ですが、使用方法を間違えると逆に雑菌を生み出してしまいます。正しい使い方を理解して浄水器の効果を活かしていきましょう。

・蛇口周りを清潔に保つ
浄水器の蛇口に水が溜まっているとそこから雑菌が繁殖するかもしれません。とくに使用してない時間が長い夜間など繁殖してしまうため、朝使用する前は10~15秒ほど浄水の水を出しから使うようにしてください。2日以上使っていない場合は、1分以上流すことをおすすめします。

・浄水器の水温
浄水器で高温のお湯を使う事は避けた方が良いようです。浄水器のなかにある活性炭は35度以上の温水を通すとカビ臭を放つことがあるのです。

・浄水の使用期限
浄水器は塩素を取り除いているため、抗菌効果がありません。そのため雑菌が繁殖する危険があるため、浄水器を使って作った飲み物などは必ず冷蔵庫で保管して早めに飲むようにしましょう。

・フィルター交換をする
清潔感を保つためや除去率を低下させないために、フィルターの交換をきちんと行いましょう。使用頻度によって交換時期はことなりますが、各メーカーの指示に従い定期的に交換する事が必要です。

どんな浄水器を選べばいいの?


現在ではさまざまな浄水器が販売されて何を選べばいいのか迷ってしまいます。浄水器はメーカーによって値段や性能が異なってくるので、よく調べてから買う必要があります。また、浄水器本体のほかにフィルターの交換費用もかかってくることも頭に入れておきましょう。

浄水器本体にかかる費用

・蛇口直結型 2,000~5,000円
・据え置き型 2万~8万円
・ポット型 2,000~6,000円
・アンダーシンク型 2万~10万

フィルターやカートリッジの値段と寿命

・蛇口直結型 2,000~6,000円/2~5カ月
・据え置き型 5,000~2万円/12カ月
・ポット型 2,000~6,000円/2~5カ月
・アンダーシンク型 1万~2万/12カ月

浄水器にはフィルターを必ず交換しなければならず、使用量にもよりますが短いもので2か月で長いもので12ケ月ほどです。各メーカーによって推奨の交換時期が定まっているので確認しましょう。

浄水器とウォーターサーバーどちらがいいの?


浄水器の他に綺麗で安心安全な水を確保できる手段としてウォーターサーバーを導入する方法があります。ウォーターサーバーは完全に不純物を取り除いた水をいつでも気軽に飲むことが出来ます。しかもミネラルウォーターを取り扱っているメーカーが多いので健康面でも効果を発揮します。温度調整できるタイプや場所をとらない卓上タイプも登場して、さらに使いやすくなっています。

ウォーターサーバーのメリットとデメリット


【ウォーターサーバーのメリット】
・ミネラル水が気軽に飲める
・冷水やお湯がすぐ使える
・災害時に使える

【ウォーターサーバーのデメリット】
・コストがかかる
・場所を摂る

【浄水器のメリット】
・手軽に購入や設置が出来る
・ウォーターサーバーよりコストがかからない
・設置スペースがいらない

【浄水器のデメリット】
・完全に不純物を取り除くわけでは無い
・ウォーターサーバーのようにミネラル成分は含まれない
・清潔感を保つ事が必要

どちらもメリット、デメリットがありウォーターサーバーの場合は契約する条件も良く理解しないといけません。浄水器かウォーターサーバーどちらか迷っている方は、利用頻度や使用目的をよく考えて選ぶようにしましょう。

浄水器は正しい使い方を!


浄水器は水道水の気になる臭いや不純物を取り除いてくれて、より飲みやすくしてくれる効果があります。手軽に綺麗な水が飲める浄水器ですが、正しい使い方をしないと効果が発揮できません。毎日の清掃やフィルター交換は必ずおこないましょう。