ウォータージャーナル

卓上ウォーターサーバーの種類と選び方

卓上ウォーターサーバーは、キッチンのカウンターや部屋のデットスペースなどに設置することができます。いままでは部屋が狭くてウォーターサーバーの設置をあきらめていた人も、省スペース設計の卓上型なら気軽に使うことができるでしょう。今回は、卓上ウォーターサーバーの種類と選び方について解説します。

◆卓上ウォーターサーバーの種類

卓上ウォーターサーバーの種類は、主に3つの機能で分けられます。1つ目は、「チャイルドロック機能」があるもの。レバーを押すだけで水が出ないように設定できます。小さな子どものいる家庭では、水漏れ防止やいたずらによる怪我防止に役立つでしょう。

2つ目は、「省エネ機能」。節電対策を施したエコ家電もよく目にするようになりましたが、ウォーターサーバーの「省エネ機能」は、使用しない時間帯には温水温度を下げたり、加熱を停止して消費電力を抑えてくれます。例えば、知名度の高い「クリクラ」の「省エネタイプ」は、新型シーズヒーターの採用により、電気代が最大58%もカットできるようになりました(月ボトル4本利用、電気代22円/kwhの場合)。節電したい人にはおすすめです。また、「光センサー」が搭載されたサーバーであれば、室内が暗くなると自動的に省エネモードに切り替わってくれるので、手動で設定するわずらわしさがありません。

3つ目は、「衛生機能」。以前は、メーカーによるメンテナンスが1~3年に1回のペースで必要でしたが、今のウォーターサーバーは内部に熱湯を循環させて消毒したり、殺菌UVランプによる除菌も可能です。「オートクリーン機能」や「フレッシュ機能」といった名前がつけられています。これによって、サーバー内は常に衛生的に保たれるようになりました。

◆水の種類は大きく2種類

ウォーターサーバーに使われる水は、「天然水」と「RO水」に大きく分けられます。まず、「天然水」についてですが、ウォーターサーバーで使われるものは天然ミネラルを残すために過剰なろ過は行わず、地下深くから汲み上げた清廉な水を使用しています。メーカーによっては、加熱や紫外線照射などで殺菌している水もあるものの、基本的に自然の恵みに満ちた水といえるでしょう。

「天然水」は富士山麓など各地の名水地から採水され、地中のミネラル成分が溶け出しているので手軽に水といっしょに摂取できます。ウォーターサーバーに含まれるミネラル分には、カルシウムやナトリウム・カリウムが代表的ですが、採水地によっては亜鉛やバナジウムなどを含有しています。ミネラルの種類や量は採水地による違いがありますので、選ぶ際の注目ポイントでしょう。価格は、「RO水」に比べて割高となります。

これに対して「RO水」とは、水道水やボトリング工場の河川水を利用し、「RO膜」という非常に細かいフィルターで不純物を取り除いた水を指します。「RO膜」はろ過力が高く、細菌やインフルエンザウイルスをはじめ、環境ホルモン・塩素・重金属などほとんどの不純物を除去します。「純水」とも呼ばれる純度の高い水ですが、同時にせっかくの天然ミネラルをも取り除いてしまうことが欠点です。しかし、この「純水」は消化吸収能力の低い赤ちゃんの離乳食作りには最適です。

もっとも、今では浄化した「RO水」に、後からミネラルを添加したものも各メーカーから販売され人気です。好みや使用法によって、自分に合った方を選ぶとよいでしょう。

◆選ぶときはこだわりの条件を決めておこう

ウォーターサーバーを選ぶ際は、何にこだわるのか明確にしましょう。指針となるのは、「コスパ」「機能性」「デザイン」の3点です。このいずれを重要視するのかで、購入するサーバーが変わってくるでしょう。すべてにおいてパーフェクトな商品はありません。ライフスタイルやインテリア、月間の水の消費量などを考慮して、自分にとってベストのサーバーを選んでください。