クリクラの防災アクション!

人気インスタグラマーの中野さんが、
家族4人で1日断水体験をやってみた!
※2020年作成

●自然災害の発生に断水はつきもの

近年、地震や大雨といった災害が大きな被害をもたらし、突然ライフラインが絶たれるという事態が頻発しています。2011年3月の東日本大震災や2016年4月の熊本地震などで大規模な断水が起き、地震だけではなく2019年の台風15号、 令和元年東日本台風、2020年の令和二年7月豪雨などでも断水が発生しました。

●76%の人が備蓄に必要な水の量を少なく認識

備蓄に必要な飲料水は1日1人3ℓ、3日分が必要だといわれています。1人9ℓ、4人家族だと36ℓが必要になります。ところが、「トクする!防災」プロジェクトが全国の20代~40代女性600名を対象に行った「家庭の備蓄状況」に関するアンケート調査(2018年6月30日~2018年7月1日)によると、7割以上の人が備蓄に必要な水を、本当に必要な量より少なく認識していることがわかりました。

●ローリングストックで備蓄水を確保

とはいえ、4人家族36ℓの水を自宅に備蓄した状態を保つのは、大変ですよね。そこで、おすすめなのが、使った分だけ買い足していく「ローリングストック」(循環型備蓄)です。使った分だけ買い足していくため、4人家族に必要な水36ℓが、古くなることなく、常に家庭にストックされている状態がキープできます。

●クリクラアンバサダー中野さんの
もしも断水したら…“1日1人3ℓ”体験!

メンバー 人気インスタグラマー中野めぐみさん/小学生男子2人のワーキングマザー。時短家事・節約を得意としていて、6年で貯金1000万円を達成! ウェブやTV、雑誌などさまざまなメディアで家事の時短術や節約術などを発信している。
今日は夫、長男(11歳)、次男(8歳)の家族4人で断水を想定した生活に挑戦!

日程   2020年7月18日

場所   中野さんのご自宅

使える水 1人3ℓ×4人分=12ℓ ※トイレは別

中野さんのご自宅にあるのは、ウォーターサーバー「クリクラFit」。スリム&シンプルで使いやすいクリクラはもはや、中野家になくてはならない存在です。クリクラボトル1本がちょうど12ℓ。今日は朝、新たにボトルをセットして、1日1本で家族4人が過ごせるかチャレンジです!

朝、起きて洗面所に行って…、「あ、今日はクリクラの水で歯みがきをするんだった!」とあわててリビングに戻る長男くん。水は水道から出るものだと当たり前のように思っているので、つい蛇口をひねってしまいそうに。これが本当に断水して、蛇口から水が出なかったら相当つらいだろうと思いながら、家族みんなで歯みがきをします。
「今まで水道から水が出るのが当たり前だったけど、コップに入れた水しかないって思ったら、水の出しっぱなしがもったいなく思えた」(長男くん)

●朝ごはんは紙コップにみそ玉と冷凍カット野菜を入れて簡単みそ汁

中野家の朝はいつもバタバタ。なので、冷凍庫には常におにぎりがあり、冷凍したカット野菜とみそ玉も常備しています。この日は、洗いものが出ないよう紙コップにみそ玉と冷凍カット野菜を入れ、クリクラからお湯を注ぎ、電子レンジでチンしたおにぎりと一緒に食べました。

「冷凍おにぎりはこの日も役に立ちました。災害時用には缶詰などの食料のほか、紙コップなどの洗わなくて済む道具もあったら便利だと再認識しました」(中野さん)

今日1日に使える水は限られています。いつもはクリクラから好きなだけお水を飲んでいる子どもたちですが、今日は1日の量を意識して水分補給できるよう、各自水筒から飲むことにしました。水筒を使うようにしたことで、コップを洗う水の節約にもなります。
「学校でも水筒から水や麦茶を飲んでいるので、いつもと変わらない感じ。でも、コップを洗う水のことを考えたら水筒のほうがいいんだな~って思った」(長男くん)

●お昼ごはんは、ポリ袋と牛乳パックで洗いものなし料理!

お昼ごはんは、節約が得意なママの本領発揮。水を徹底的に節約した料理にしました。使うのはポリ袋。無洗米300g、たまねぎ1/2個のみじん切り、ウインナー5本を適当に切って、カレー粉小さじ2、コンソメ(顆粒)小さじ2、オリーブ油少々、水430mlをポリ袋に入れます。できるだけ空気を抜いてポリ袋の口を結び、鍋にお湯1500mlを沸騰させて25分加熱。鍋から袋を取り出して、10分ほど蒸らせば、カレーピラフのできあがり。

まな板の代わりに牛乳パックを開いたものを使い、茶碗にはラップ。これで洗いものをゼロにするという徹底ぶりです。
「牛乳パックを取っておいてよかった。洗いものが減らせるので普段の家事にも生かせそう。ポリ袋調理は簡単で手間もかからなかったし、家族もおいしいって言ってくれた! お鍋でピラフを作るのと変わらなかったし、洗いものが減らせるのが時短にもなるな~って思いました」(中野さん)

「おなかがすいたー」という子どもたちに、ストックしていたポテトチップスを取り出し、おやつの時間。お菓子もストックがあったほうが何かのときに役立つことがわかりました。もちろん、お皿は使いません。別途、ジュースの買い置きもあったので子どもたちはジュースを。
パパとママは、水筒に水を500mlずつ補充しました。

●節約・時短料理が得意な中野さんおすすめ!非常食に缶詰料理

晩ごはんは、節約と時短料理が大得意な中野さんおすすめの簡単料理「さば缶里いも煮」! 里いもはゆでてパックになっているものをよく購入しています。下ゆでされた野菜を何かしら常備しておくと、いざというときにとても助かります。

ホーロー容器にゆで里いもとさば缶(もちろん汁も。さば缶の水分も無駄にしません)を入れます。空いた缶に半分くらいの水を入れてホーロー容器に加え、そのまま火にかけるだけ。里いもに味がしみてごはんにとても合います!

ここでもお皿にはラップをかけて、ごはんも一緒にのせれば洗いものゼロ。ホーロー容器を使っているので、残ったらおかずはそのまま保存できます。
「いつも食べているものだったので変わりなかった。断水時も同じものが食べられるのはいいね」(旦那様)

晩ごはんも食べて、あとはおふろに入って…というのは断水生活では我慢! タオルをぬらして体をふきます。
「体ふくだけ~?って思ったけど、お水が出ないときはしかたないね。でも、お湯が使えるから温かくて気持ちよかったよ」(次男くん)

本日の断水生活終了! 12ℓのボトルに残った水は約3ℓ。ボトル1本で4人が無事に過ごせました。

●断水生活を体験して

断水生活を終え、中野さんは言います。
「家族4人、1日12ℓでたりるの?と思いましたが、意外といけました。ただし、洗いものを減らすために、お皿にラップをかけたり、コップを使わなくていいように各自水筒を使ったり、工夫は必要です。調理も電子レンジを使ったり、ポリ袋料理にしたり、保存容器ごと調理したので洗いものは最小限になったと思います」
旦那様は「もし断水になったらということを家族で考えるいい機会になった。いつ災害にあうかわからないので、これからも対策などを考えていきたい」。2人のお子さんは、「いつもはお水が当たり前に飲めているけれど、それが飲めなくなると困る。日ごろからお水を大切に使っていきたいなって思った」(長男くん)、「いつも、ついついおふろのときのシャワーとか出しっぱなしにしていたけど、明日からはやめようと思った」(次男くん)。家族にとって貴重な体験となり、水の大切さを身にしみて理解できたようです。

さらに、「日ごろから、ウォーターサーバーを使っているのも災害時とても役立つと思いました」と中野さん。「常に水のストックを置いておけるのでいざというときに安心だし、定期的に水を運んできてもらえるので、買い忘れの心配もありません。ウォーターサーバーを使うことで、自然と『ローリングストック』できていたことにあらためて気づきました。わが家は安心だな~と思いました」

家族で1日、備蓄水で過ごしてみてわかったことはこちら!

① 1日1人3ℓはやはり必要
食事の洗いものなどになるべく水を使わないよう工夫をすれば、1人3ℓで大丈夫。

② ローリングストックでお水の備蓄は便利
とくにウォーターサーバーなら、定期的に水を運んでくれるので、普通に水を使っているだけでローリングストックができちゃいます。いつも使っているクリクラはコンセントをささなくても使えるので停電時も安心です。
※停電時でも使用可能ですが、開封後はできるだけ早くご利用ください。

③ 家族で防災への備えを話し合うきっかけに
家族4人が水12ℓで1日過ごすというのがどういうことか、家族みんなで知ることができました。一度やってみることをおすすめします!