クリクラの防災アクション!

お水の備蓄、
ママ気象予報士がやってみた!
※2018年作成

日本全国、誰もが同じ災害リスクをもっています

2018年の夏は、震度6弱を観測した大阪北部を震源とする地震や、平成30年7月豪雨と、甚大な被害となった自然災害が続いています。自然災害は今年に限ったものではなく、毎年日本のどこかで発生しており、日本全国どこにいても、同じ災害リスクがあると言っても過言ではありません。

そして発災後、生活者にとって一番困るのがライフラインの断絶です。これまでの大規模災害を見ても、電気→水道→ガスの順での復旧した所が多くなっています。ライフラインの中でも、水の確保は普段からの備えで自分自身でできる事であるため、最低限、水の備蓄はしておきましょう。

家族の備蓄水はどのくらい必要なの?

災害への備えに、最低3日分の備蓄をしておくことが勧められています。人命救助が優先され、公的支援が届きにくい発災後3日間は自身の備えで過ごせるよう備えておく事が大切です。水は一日あたり一人3リットル必要とされており、3日間では一人9リットル、4人家族で必要な備蓄水は36リットルの計算になります。

●家族の水の備蓄はどうすればいい?

でも、4人家族36リットルの水を備蓄しておくのは、実際は大変ですよね。ここで、おススメなのが、使った分だけ買い足していく「ローリングストック法」(循環型備蓄)です。使った分だけ買い足していくため、4人家族に必要な水の量36リットルが常に家庭にある状態がキープされます。

ママであり気象予報士である小野聡子さんに、聞いてみました

小野聡子さんは、中学1年生、小学4年生、小学1年生の3人のお子様がいる子育て真っ最中のママ気象予報士です。

-ここ近年雨の降り方が変わってきているように感じるのですが・・・

7月は多くの方が犠牲となった西日本豪雨、また、熊谷で最高気温41.1度と観測史上一位の記録を更新するなど、ここ1か月だけでも天気に関する大きなニュースがありました。

こういった豪雨や暑さは、地球温暖化に伴う気温の上昇と水蒸気量の増加が原因と考えられます。気象庁の観測データによると、日本の年平均気温は、100年あたり約1.19℃の割合で上昇しています。特に1990年代以降は高温となる年が多くなっています。さらに、全国的に非常に激しい雨や猛烈な雨の発生回数だったり、日降水量100ミリ以上の豪雨の発生率が最近10年間でも増えています。気温が上昇すると空気中に含まれる水蒸気量が増え、その分、降ってくる雨の量も増えることになるため、雨の降り方にも変化が出ているようです。実際ここ数年でも広島豪雨(2014年)、関東・東北豪雨(2015年)九州北部豪雨(2017年)などほぼ毎年のように豪雨による大きな災害が発生しています。

-小野さんご自身、自然災害への備えや対策はどうされていますか

災害が発生すると避難生活を余儀なくされたり、一時的に電気やガス、水道が止まってしまうことがあります。先日も、西日本豪雨以来、断水が続いていた被災地では水道がようやく復旧したとのニュースがありましたが、それでもまだ断水が続いている地域もあるようです。飲み水や料理、トイレ、お風呂など、水というのは生活に欠かせないものです。普段、水道から水が出てくるのが当たり前の生活を送っていますが、今度はいつ自分の身に降りかかってくるかわかりません。常日頃から水の備蓄というのはいかに大切かというのを今回の災害から改めて感じました。

といっても、実際自宅にある飲み水は普段使うためにペットボトルを時々買う程度で、せいぜいあるとしても1.5リットル数本です。5人家族なので、あっという間に飲んでしまいますし、備蓄分を考えると全然足りていないです。仕事もしているので買い物の時間が十分に取れなかったり、水は重いので買って帰るもの後回しになりがちなんですよね。

気象予報士小野聡子さんのお家にウォーターサーバーを置いてみました!

メンバー:日本気象協会 気象予報士 小野 聡子さん(写真中央)
小野 ひよりさん(小学4年生)(写真右)
小野 蘭丸くん(小学1年生)(写真左)
株式会社ナック 東日本エリア川口営業所 リーダー 川倉 良さん
日程:2018年7月25日
場所:小野聡子さんご自宅

小野さんの自宅に、ウォーターサーバーを設置。設置はクリクラの配達の方がしてくれます。ウォーターサーバーから飲みたい時にすぐにお水が飲めるので、お子様も自分で直接お水を飲んで、しっかり水分補給ができます。

使った分の空いたスペースに、宅配してもらったボトルを設置します。

ストック用ラックにいつも3本(36リットル分)のボトルがあるように宅配してもらえるので、重い荷物を運ぶ手間もなく、常に備蓄水がある状態をキープできます。

これが「ローリングストック」が実践されている状態です。

不在でウォーターサーバーを直接受け取る事ができない場合は、玄関先に置き配してくれるので、再配達を依頼する必要がありません。

●ウォーターサーバーで、お水の備蓄をしてみて

2011年の東日本大震災時は特に上の子供たちもまだ小さく、自分自身は妊娠、出産の時期。飲み水への心配があり実際にウォーターサーバーを使っていました。その後、飲み水は不安がなくなったため、ウォーターサーバーは使うのをやめていました。

ただ、万が一に備えて、使用済みの風呂水はためたままにしたりしていたんです。飲み水は普段使うためにペットボトルを時々買う程度で、特に防災のために備蓄しておくなどを意識することはありませんでした。自分の家庭でも万が一に備えてきちんと準備しておかないといけないなとぼんやり思っていた程度です。恥ずかしながら、防災への意識が低かったのは事実です。ただ、7月の西日本豪雨の災害で、改めて水の備蓄というのは大切だなと感じさせられました。

特に今年は高温が続いて、自分だけでなく、子供たちの熱中症も心配されるので、水分補給ということで常に飲める水があるというのは安心です。子供たちにも、冷たい水がすぐ飲めて便利と好評です。食卓にも自分たちで飲み水を準備するようになりました。

これまでも水は必要と思いつつ、スーパーでペットボトルを購入しても運ぶのが大変で、最優先に準備しないといけないものを後回しになりがちだったんです。その点クリクラは配達をしてくれるので、忙しい時でもしっかり家族のために必要な水が準備できてとても助かります。普段の飲み水も確保しつつ、万が一の場合の備えになるのでクリクラのウォーターサーバーは安心で便利ですね。