ウォータージャーナル

ミネラルウォーターで氷を作っても大丈夫?

最近では、ウォーターサーバーなどの普及から家でもミネラルウォーターを手軽に飲めるようになりました。家でミネラルウォーターを使用している方は、ミネラルウォーターを使って氷を作った事があるのではないでしょうか?ミネラルウォーターで氷を作る事の問題点や注意点などを解説していきます。

ミネラルウォーターと他の水の違い


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ミネラルウォーターで氷を作っても問題はありません。ですが性質上、気を付けないといけないことがあるので注意が必要なのです。

・水道水
ミネラルウォーターと水道水の大きな違いは、「塩素」入っているかということです。ミネラルウォーターは処理する過程で塩素などで消毒することはありません。ミネラルウォーターとは、厳密に言うとナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーター、ボトルウォーターに分類されます。

・ナチュラルウォーター
特定の水源から採水された地下水のみを原水として、処理方法は沈殿、ろ過、加熱、殺菌のみです。

・ナチュラルミネラルウォーター
特定の水源から採水された地下水(鉱泉水、鉱水など)のミネラル成分が溶け込んでいる原水で、処理方法は沈殿、ろ過、加熱、殺菌のみです。

・ミネラルウォーター
何種類かのナチュラルミネラルウォーターを混合したものや、ナチュラルミネラルウォーターのミネラル成分を調節したもので、処理方法は沈殿、ろ過、加熱殺菌、原水ブレンド、ミネラル成分調整などを行います。

・ボトルウォーター
その他の飲料水全般のことをいいます。(水道水、河川の表流水など)
日本の水道水は、法律で残留塩素を1リットルあたり0.1ミリグラム以上保持すると定められています。

水道水に入っている塩素は殺菌成分で、もし塩素が含まれていなければ雑菌が繁殖するリスクが高まってしまい、安全に水道水を使う事が出来なくなってしまうのです。その反面で、塩素はカルキ臭や味を悪くする原因にもなっていますが、安全に飲むには塩素消毒は不可欠だといえます。

ミネラルウォーターは塩素が含まれていないので、水道水より美味しく感じますが腐りやすく雑菌が繁殖しやすいので注意が必要です。

製氷機にミネラルウォーターを使ってもいいの?


メーカーによって異なりますが、硬水や軟水など全種類のミネラルウォーターに対応している製氷機はあります。

ですが、ミネラルウォーターには塩素が含まれていません。そのため製氷機をつかって氷を作る場合は気をつけなければならないポイントがあります。

・雑菌が繁殖する恐れがある
・ヌメリや臭み、カビの発生
・ミネラルウォーターのミネラル成分が、故障の原因になる場合がある
・氷の保存期間が短い

塩素が含まれていないので雑菌が繁殖する可能性があり、ミネラルウォーターを使った場合は製氷機をこまめに掃除する必要があります。

給水タンクはもちろん、給水パイプや製氷皿、ポンプ、フィルターまで全ての部品が取り外し可能な製氷機もあるので、よく説明書を読んでみましょう。最低でも週に2~3回給水タンクを外してよく洗浄し、きちんと乾かしてから使用するようすると雑菌の心配がなく清潔に使用できます。

また、硬水などミネラル成分が多いとホースが詰まって製氷機が故障することもあるので、対応していない製氷機にはあまりおすすめ出来ません。雑菌が繁殖する恐れがあるため氷もあまり長い間の保存が効かないなどデメリットが多々あるので、このことを踏まえたうえで使用しなければいけません。氷は約1週間を目安に使い切るようにしましょう。

ミネラルウォーターで氷を作るおすすめの方法


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ミネラルウォーターで氷を作りたい場合は、製氷皿を使って作るのがおすすめです。製氷皿は100均で簡単に購入できますし、製氷機と比べるとお手入れがとても楽で清潔感を保つのに最適です。あまり保存できないミネラルウォーターの氷でも必要な分だけ使いきることが出来ますし、製氷皿もいろいろなラインアップがあるので楽しみながら作る事も出来ます。

おすすめの製氷皿


製氷皿は簡単にお手入れ出来てミネラルウォーターで氷を作るのに向いています。ミネラルウォーターで作る氷は、格別に美味しですよ。最近ではさまざまな種類が登場していて、用途によってお好きな形を作れます。子供が喜ぶものやお酒を飲むときにピッタリの氷を作ってみるのはいかがでしょうか?

・製氷ボール型
見かけたことがあると思いますが、球体型の氷が作れる製氷機です。ウイスキーなどのお酒にはもちろん、中に果物を入れたりすると見た目も華やかでパーティーの飲み物としてもピッタリです。固まるまでおよそ7~8時間ほどかかるので、晩酌に使用した場合は朝に準備しておくのが良さそうです。

・シリコン型
シリコン製の製氷機は柔らかいので取り外しが簡単です。形も動物をかたどったものや、小さめの氷が作れたりと子供がいるご家庭には重宝しそうです。また、耐熱性があり、レンジやオーブン対応のものあるのでゼリーなどおやつ作りにも活躍します。

・スティック型
水筒にピッタリサイズの氷が作れる便利アイテム。手持ちの水筒に製氷機の氷が大きくて入らないときでも、スティック型なら大丈夫です。

製氷皿を使った美味しい氷の作り方


自宅で美味しい氷を作ってみましょう。白い部分が少なく透明度が高いほど美味しい氷の証拠です。

・不純物が少ない水を使う
氷に良くみられる白い部分は、空気や不純物が原因です。透明な氷を作るには不純物が少ないミネラルウォーターや水道水を一度沸騰させて塩素を除去した水を使うといいでしょう。ただし、塩素が入っていないので、ミネラルウォーター同様に雑菌の繁殖に注意が必要です。

・ゆっくりと凍らせて作る
ゆっくり凍らせることで、空気が抜けていくのでキレイな氷が出来上がります。製氷皿をタオルで包んで冷気が直接当たらないようにしたり、下に割りばしを置いたり工夫するとゆっくり凍らせることが出来ますよ。

・ある程度凍ったら残りの水を捨てる
氷は外側から凍っていき、最後は内側に不純物が集まっていきます。そのため3分の2くらいが固まったタイミングで残っている水を捨てると、不純物をと入り除くことが出来るのです。捨てる分を考えて、最初は大きめのサイズで作ると上手くできます。

できるだけ早めに使いきろう!


製氷機でもミネラルウォーターを使用して氷を作ることは出来ます。その場合、ミネラルウォーターで氷を作る場合は雑菌を繁殖させないように注意しましょう。製氷皿なども利用して美味しい氷を楽しんでください。