ウォータージャーナル

お酒を飲んだ後は水分補給が大切!

お酒を飲んだ後に喉の渇きを感じることがあると思います。実は水を飲むことで二日酔い防止に効果が期待できます。アルコールと水分の関係について詳しく解説します。

お酒を飲んだ時に喉が渇くのはなぜ?



shutterstock_1756828898.jpg

アルコールは体内でどのような作用をするのでしょうか。喉が渇くメカニズムを知ると、体が水分を欲する理由が分かります。

・利尿作用
アルコールには利尿作用があります。私たちの体は「抗利尿ホルモン」という利尿をコントロールし、体内の水分量を一定に保ってくれるホルモンが分泌されています。アルコールはこの抗利尿ホルモンの働きを抑制してしまう効果があり、それにより必要以上に尿を多く排出してしまいます。

尿として排出されるものは飲んだアルコールや不必要な水分が出ている訳ではなく、アルコールに反応して必要以上に尿を排出しているため、水分補給しないと脱水症状をおこしてしまうのです。水分が少ない度数の高いお酒を飲むとさらに脱水症状の進行を早める危険性があります。特にビールには新陳代謝を活発にさせるカリウムが含まれているので、より利尿作用が働くので注意が必要です。

なぜ二日酔いになるの?


お酒を飲んだ時に二日酔いになるのはなぜでしょう。二日酔いは、吐き気や頭痛などが起こりますが、肝臓でアルコールを分解するときに発生する「アセトアルデヒド」という成分が体内で残ってしまうことが原因です。この成分は水で分解することができますので、二日酔いを予防するためには、水分をたくさん摂取し体内のアルコール分解を促す必要があります。

アルコールを飲んだ時の水分補給について


アルコールを摂取すると体内の水分が失われることがわかりました。水分摂取をしないと二日酔いやむくみの原因になるだけではなく、脱水症状が進行して危険な状態になってしまいます。目安として、生ビール2杯に酎ハイ3杯を飲んだ場合は、約500ミリリットルの水を摂取ると良いそうです

・アルコールで失われる水分量
強い利尿作用やアルコール分解の過程でどれくらの水分が失われるのでしょうか。利尿作用が強いビールで「1リットルのビールを飲むと1.1リットルの水分が失われる」と言われています。アルコール摂取では水分補給どころか水分を体の中から排出を促してしまうのです。

水分補給に向かない飲み物


水分摂取は大切ですが、コーヒーや緑茶などカフェインが含まれている飲料は避けましょう。カフェインには利尿作用があるので、水分補給に適切な飲み物だとは言いきれません。また、昔から二日酔いには迎え酒がいいと言われていますが、こちらもより水分を失うだけで水分補給にはならないので絶対にやめましょう。水分補給にはミネラルウォーターや経口補水液、スポーツドリンクなどがおすすめです。

アルコール摂取時の水分補給のタイミング



shutterstock_1727488015.jpg

・アルコールを飲む前
水分をたくさん失うので、アルコールを摂取する前には必ずコップ一杯の水を飲みましょう。

・アルコールを飲んでいるとき
アルコールを摂取している間にも水分補給しましょう。水分を摂取する事でアルコール分解しやすくなり、悪酔い防止の効果が期待されます。

・アルコールを飲んだ後の入浴前後
脱水の状態での入浴は危険です。お風呂の前後には必ず水分補給をしましょう。

・アルコールを飲んだ時の就寝前
寝ている間はコップ一杯分の汗をかいています。アルコールにを飲んだ日は必ず寝る前にコップ一杯の水を飲むようにしましょう。

二日酔いにも水分補給


楽しく飲んだ次の日に二日酔いに悩まされるのは辛いですよね。水分補給は二日酔いにも効果が期待されます。二日酔いを軽減させるには、アセトアルデヒドの排出をいかに促せるかが重要です。しっかりとした水分補給のほかに、電解質も同時に摂取すると水分が体に浸透しやすくなります。電解質とは、ナトリウムやカリウムなどの成分のことをいいます。電解質バランスが取れるように調節された経口補水やスポーツドリンクがおすすめです。

おつまみの効果


空腹の状態でアルコールを摂取するとアルコールの体内への吸収を早めてしまうので、おつまみと一緒に飲むといいですよ。またおつまみに含まれる成分でアルコール分解を手助けしてくれる効果も期待できます

・ビタミンB1
お酒を飲むと多くのビタミンB1が消費されてしまいます。ビタミンB1は疲労回復効果があり不足すると体が疲れやすくなる恐れがあります。ビタミンB1は冷奴、枝豆、レバー、豚肉などに多く含まれます。

・ナイアシン
アルコール分解酵素の材料になるナイアシンも多く消費されます。ナイアシンを補給するためにおすすめの食材は、キノコやカツオ、鶏の胸肉やささみを食べるといいです。

・亜鉛
こちらもアルコール分解酵素の働きを助けます。亜鉛が欠乏するとニキビや口内炎が出来る恐れがあります。亜鉛は牡蠣やチーズ、いわしなどに含まれています。

お酒を飲んだ後は水分補給を意識しよう!


アルコールが起こす作用や、アルコール分解の仕組みを知るとお酒を飲んだ時には水分がとても重要なことがわかります。水分をきちんと摂る事で悪酔いや辛い二日酔いを軽減させる手助けになるかもしれません。お酒を飲むときは水分補給を意識してみてください。