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ウォータージャーナル

【つかめる水】水バルーンってなに?作り方は?

近頃、動画共有サイトや子ども用おもちゃのコーナー等で人気の水バルーン。つかめる水、持ち運べる水と呼ばれ注目を集めていますね。特に子どもの自由研究に人気なのだそう。今回は、水バルーンの作り方についてご紹介します。

水バルーンってなに?


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水バルーンは、「持ち運べる水」あるいは「つかめる水」などとも呼ばれ、もともとはロンドンの学生3人が考案した「Ooho!」が注目を集めたことにより広まりました。

「Ooho!」は、2014年のLexus Design Awardというクリエイター達の集まるコンテストで入賞したことで知られるようになり、日本では2015年あたりからインターネット等で取り上げられるようになりました。

その人気は衰えず、気軽に試せるキットは子どもを中心に人気で、動画共有サイトで商品をネタにした動画をアップロードする人もたくさんいます。

水バルーンは、持ち運べる水と言われるだけあり、とても不思議な物体です。透明な膜に覆われ、プヨプヨとした触り心地が特徴。見た目は水滴のようですが、手に持っても形が崩れず水のように流れ落ちたりこぼれたりすることはありません。

ペットボトルがいらなくなる、ゴミが出ず自然に還るため環境に優しいと、これからの発展が期待されるものとしても注目されています。材料が全て食品であれば、水バルーンは食べることも可能。

衝撃には弱く衛生面には十分に気を付ける必要がありますが、子どもと一緒に実験を楽しみながら楽しい時間が過ごせることは言うまでもありませんね。

水バルーンの正体は?


shutterstock_513070981.jpg水バルーンの正体は、アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウム、そして水です。アルギン酸ナトリウムも、乳酸カルシウムもどちらも食品添加物として使われるもので、口にしても問題ありません。インターネット通販や一部の薬局などでも購入できます。

アルギン酸ナトリウム

コンブやワカメに含まれる天然の食物繊維です。海草のぬるぬるとしたねばりは、アルギン酸ナトリウムが海水中のミネラルと結び付いてゼリー状になったもので、こうした性質は増粘剤やゲル化剤、安定剤などとして様々な商品や産業で利用されています。

乳酸カルシウム

正式名称をL型発酵乳酸カルシウムと呼びます。さとうきびなどの植物から取り出した糖を天然発酵させたもので、指定添加物の一種です。乳製品ではないため乳成分は含まれておらず、一般家庭ではカルシウムの補給目的で様々な料理に混ぜて使うこともあります。

なぜ水バルーンができるの?

アルギン酸ナトリウム水溶液は、乳酸カルシウム水溶液と混ざると固まる性質があります。この二つの水溶液が接した部分が固まると、ゼリー状の膜となります。膜の中には溶液が閉じ込められている状態となるため、まるで水滴がそのまま持ち運べるような姿になるわけです。

水バルーンの作り方


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それでは、実際に水バルーンを家庭で作るためのレシピをご紹介します。用意するものは、以下の通りです。

・アルギン酸ナトリウム2g

・乳酸カルシウム5g

・水1500ml

・ボウル3つ

・計量カップ

・計量スプーン

・泡立て器

・おたま

・タオル

水バルーンを作る手順

まず、アルギン酸ナトリウム水溶液を作ります。ボウルに水200mlとアルギン酸ナトリウム2gを入れて泡立て器を使ってかきまぜましょう。アルギン酸ナトリウムは少なすぎても多すぎても仕上がりが変わってきますので、計量スプーンで正確に計りましょう。

また、アルギン酸ナトリウムは溶けにくいため、ダマがなくなるまでしっかりとかき混ぜるのがコツです。時間としては15分程度、白い塊がなくなるまで念入りに行います。その後、気泡がなくなるまで放置します。

2つめのボウルには、水800mlと乳酸カルシウム5gを入れてかき混ぜます。水にすぐ溶けるため、3分程度で十分です。最後に、500mlの水を入れたボウルを用意し、下準備は完了です。

アルギン酸ナトリウム水溶液をおたまですくったあと、乳酸カルシウム水溶液の中に完全につかるように、おたまごとそっと入れていきます。すると、2つの水溶液が接した部分がゼリー状に固まって膜をはったようになります。

膜がはったら慎重におたまからはずし、そのまま10分~20分程度浸けておきます。こうすると徐々に膜が厚くなり弾力のある状態になっていきます。浸ける時間が短すぎると膜が薄すぎて破れやすくなります。

最後に、水をはったボウルにある程度固まった水バルーンを入れます。これは、アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムの反応を止めるためですので、1分弱で大丈夫。そっとすくいあげたら、完成です。

成功したら応用編にチャレンジ

水バルーンが上手にできたら、食用色素やかき氷のシロップを使って色つきのものを作ってみてはいかがでしょうか。また、おたまではなく、スプーンやレンゲなどを使ってサイズの違うものを作ってみても面白いですよ。

上手に水バルーンができない時は

初めは、きれいな形に仕上がらなかったり、しっかりと固まらなくて破れてしまうこともあるでしょう。そうした時は、アルギン酸ナトリウムや乳酸カルシウムの量を増やしたり、乳酸カルシウム水溶液への浸け時間を長くしたりすると成功するかもしれません。

水バルーンが作れるキットの利用もあり


アルギン酸ナトリウムや乳酸カルシウムを購入しても、残った場合の使い途に困る時などは、必要な量がセットになった実験キットもおすすめです。

キットの利用であれば気軽にチャレンジできますし、無駄を省くことができるでしょう。インターネット通販等では1,000円以下で購入できるキットも多数販売されていますので、気になる方は検索してみてはいかがでしょうか。

大人も子どもも楽しめる水バルーン作りにチャレンジ!


今回は、水バルーンとは何なのか、作り方を交えてご紹介しました。水バルーンのプヨプヨとした感触は、大人でも夢中になる柔らかさ。子どもと一緒に、実験しながら楽しんでも良いですね。

作った水バルーンは、排水口に流すと詰まりの原因になります。たくさん遊んで楽しんだあとは、燃えるゴミとして処分しましょう。