ウォータージャーナル

つかめる水を食べる?安全性や作り方をご紹介します

いつもは流れてしまう水がつかめたら、楽しいですよね。今大人気のつかめる水の作り方をご紹介します。また、食べるのは大丈夫なのか、原料や安全性も解説します。つかめる水を着色やラメを入れたり、コーラなどでも作れますから、家族で楽しみましょう。

つかめる水とは


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今、「つかめる水」が話題になっているのをご存じですか?水は本来、流れてしまい手ではつかめないもの。こぼしたくなくて、両手を皿のような形にして水をすくった経験がある人も多いのでは?もし、水が手でつかめるのであれば魔法のようですよね。

「つかめる水」は少しの材料さえ揃えられれば自宅でも簡単に作ることができます。感触もぷにぷにとしたグミのような面白いもので、子供だけでなく大人も楽しめるでしょう。
今回は、「つかめる水」の作り方、食べても大丈夫なのか、そして水以外では作れるのかご紹介します。

つかめる水を作るには


つかめる水を作るために用意するものや、作り方の手順をみていきましょう。

つかめる水を作るために用意するもの

つかめる水を作るために以下のものを用意してください。

・水
・ボウル 2個
・レンゲかお玉
・アルギン酸ナトリウム 2.5g
・乳酸カルシウム 4g
・空のペットボトル 2本

アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムは薬局やドラッグストア、インターネットで買うことができます。食品グレードかどうかもよく確認し、子供と一緒に作る際は、いざという時も考え、食品グレードのものを購入するのがおすすめです。

また、ペットボトルやボウルなどは、清潔なものを使用するようにしましょう。

つかめる水の作り方

1.1本目のペットボトルに水を250cc入れる。
2.アルギン酸ナトリウム2.5g入れる。
3.フタを締め、溶けるまで振る。(目安は約10分)
4.粉が全部溶けたたら、20分ほど置いておく。→アルギン酸ナトリウム水の出来上がり!
5.2本目のペットボトルに水を400cc入れる。
6.乳酸カルシウム4gを入れる。
7.フタを締め、溶けるまで振る。(目安は1分)→乳酸カルシウム水の出来上がり!
8.1つ目のボウルに、乳酸カルシウム水を入れる
9.2つ目のボウルに水道水1リットルを入れる。
10.レンゲ(お玉)にアルギン酸ナトリウム水を入れて、1つ目のボウルに入っている乳酸カルシウム水の中にゆっくりと沈める。
11.乳酸カルシウム水を動かさないように注意しながら、ゆっくりとレンゲ(お玉)をはずし、2~3分ほど待つ。(ここで長めに待つと、硬い水を作ることができます)
12.つかめる水状態になったものを、レンゲ(お玉)ですくい、2つ目の水道水の入ったボウルにくぐらせ、軽く洗い流す。

出来上がり!

水実験キットを買うと便利

アルギン酸ナトリウムなど、普段目にしないようなものを使用するため、準備するのがおっくうと感じる人もいるかもしれません。
その場合には、水実験キットなど、特別な材料がセットになって販売されているものを購入するとよいでしょう。写真付きの解説がついているものなど、種類はさまざまです。

つかめる水を食べるのは?


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つかめる水は食べられるのでしょうか?
作る時に使用した原料を確認しながらチェックしていきましょう。

アルギン酸ナトリウム

ワカメなどの海藻類に含まれる食物繊維。
増粘剤やゲル化剤、安定剤として、古くから医療を始めさまざまな分野で使用されている添加物です。日本では指定添加物に分類されています。
食品グレードのものかどうかを確認して使用してください。

乳酸カルシウム

とうもろこしなどの糖質を乳酸菌で発酵させ、さらにカルシウムと反応させたもの。
カルシウムを補給する薬などにも配合されていて、副作用もまずありません。一般的に、砂糖大根(甜菜)などから作る乳酸と、石灰石などから作る酸化カルシウムを中和反応して作ります。乳酸とありますが、乳由来ではないため、乳アレルギーの人もアレルギー症状を起こす恐れはないでしょう。
乳酸カルシウムも指定添加物となり、調味料やカルシウム補給の栄養強化を目的として使用されることが多くあります。
食品グレードのものかどうかを確認して使用してください。

食べても大丈夫?

原料が食品グレードのものであれば、食べても害はありません。
作り方を確認して分かった通り、つかめる水は、アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムの化学反応によってできる、透き通りぷにぷにという感触のある水です。
人工イクラも、実はこの化学反応を利用して作られています。

しかし、作る過程で空のペットボトルが汚れていたり、水が新鮮でなかったりすれば衛生面で問題があります。
作った後に食べたいのであれば、衛生面に気を付けて作るなどの工夫も必要でしょう。
また、作る際には手洗いをしっかりして、清潔な手で作りましょう。
ぷにぷにとした感触が楽しいので、いろんな人がたくさん触ってしまうと衛生面も心配ですから、触って見て楽しむ方がよいでしょう。

つかめる水をアレンジしよう!


つかめる水をアレンジして、グレードアップするのもおすすめです。

食紅を使用し、好きな色を付けることもできます。
また、ラメを入れると、キラキラと光るつかめる水が作れます。ラメを入れた場合には、子供が口に入れないよう注意してくださいね。

また、水以外にもコーラやカルピスで作ることもできます。どちらもアルギン酸ナトリウム水を作る時に、水ではなくコーラやカルピスを入れます。
口に入れてしまった時に危険でないよう、飲めるもの(コーラ他、ジュースなど)で作って実験をしてみるのも楽しいでしょう。

つかめる水を作って家族で楽しもう!


つかめる水の作り方や、食べてもよいのかご紹介しました。
食品グレードのものを使用すれば食べても害はありませんが、ペットボトルの容器など衛生面に気を付けなくてはなりません。心配であれば食べない方が良いでしょう。
食べるのではなく、観賞用や触って楽しむもの、として作る方がおすすめです。
コーラやカルピスなど、水以外のものでも作ることができますから、家族で楽しみながら作ってくださいね。