ウォータージャーナル

体に水分が溜まる「むくみ」による体重増加の謎


ほとんどの方が経験をしたことのある体に水分が溜まることによって引き起こされてしまう「むくみ」ですが、そんなむくみについてあなたはご存知でしょうか。ここでは、そんなむくみについて、そしてむくみによってなぜ体重が増加してしまうのかということなどについてご紹介をしていきます。

むくみとは


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むくみとは、細胞と細胞の間にある水が、異常に増加をしてしまった状態のことを示しています。炎症が引き起こされてしまったことなどが原因によってからだの一部、例えば皮膚などのとある部分などにて血液の量が増加してしまい膨らゆでしまったことのことを示しています。むくんでしまうと、赤くなってしまったり、熱をもっているように感じること、さらには痛むこともあるなど、様々な症状があらわれてきます。朝起きてから洗面所などにて鏡で顔を見ると腫れぼったかったり、夕方になると下肢がむくんで靴が窮屈になってしまったり、急に体重が増えたなど、様々な現象が現れます。

むくみのタイプ


むくみは、起こる場所により、大きく2つのタイプに分けられるようになっています。からだの左右両側で全身に引き起こされるむくみの場合を両側性(りょうそくせい)と言います。一方で、からだの片側だけといった限定した場所に引き起こされる場合を片側性(へんそくせい)と言います。更にそれだけでなく、むくみの性質によっても2つのタイプへと分けられるようになっています。

浮腫んでいる場所を指で数秒間押して放したときに、押した部分がへこんでしまいしばらく元に戻らない場合には圧痕性(あっこんせい)と言い、すぐに元に戻って跡が残らない場合には非圧痕性(ひあっこんせい)と言います。これは、ご自身のむくみが起こった場所で試すことができるので、むくんだ場合には試してみてはいかがでしょうか。

むくみの原因


むくみの主な原因としては、以下の4つのものが挙げられます。

塩分の摂りすぎ

塩分の摂り過ぎは、むくみと非常に深い関係があります。私たちの体には、体内の塩分濃度を一定に保ってくれる機能があります。このことから、塩分を過剰に摂取してしまうと、体の塩分濃度を薄めようとしてしまい、体内に水分を溜め込むようになってしまうのです。これが塩分を多く摂ってしまった場合にむくんでしまう原因なのです。

血流の低下

足がむくみやすい理由としては、心臓から離れている場所にあるからなのです。ふくらはぎの筋肉は、ポンプの役割を果たしてくれており、血液とともに水を全身に巡らせています。しかしながら、デスクワークなどなてずっと動かずにいると、重力が影響を及ぼしてしまい、水分が下半身にたまってしまい、むくみを引き起こしてしまうのです。

ホルモンバランスの関係

これは女性に関係するものです。女性の場合、生理があり、その生理の周期によるホルモンの関係により、排卵後に分泌が増えるプロゲステロンという女性ホルモンの影響にて、生理開始前の時期には体に水分をため込みやすくなってしまいます。このことにより、むくみを引き起こしてしまうと言われています。生理開始前のむくみには注意が必要です。

水分不足

水分が不足している状態だと、水分の排出を体が抑えようとして尿を出さないように脳からホルモンが分泌されるようになります。この状態で水を飲んでしまうと、体内の水分量がいつもよりも増えてしまい、むくみへと繋がってしまうのです。

むくみによる体重増加について


shutterstock_1249834168.jpgむくんでしまった時に体重計に乗ると、体重は基本的に普段の体重よりも増えてしまっています。これに驚く方も多いようですが、むくみは最初にもご紹介をした通りに、体内から水分が十分に排泄されないことから、体内に余分に水分がたまってしまっている状態によって引き起こされるものです。このことから、むくみを発生してしまうと、だいたい2~3kg以上もの体重増加を伴ってしまうのです。むくむことでの体重増加は普通なことであり、全く不思議なものでありませんので心配はいりません。太ってしまったと勘違いをする方もいますが、むくみは肥満とは一切関係の無いものなのです。

むくまないために気をつけること


むくみを引き起こさないため・解消するためにも、以下の3点には気をつけるべきです。

水をしっかりと飲む

自分自身の体のむくみが気になるときには、意識して水を飲むようにすると良いです。そうすると、新陳代謝を高めることができ、自然と発汗作用・利尿作用といったものを活発にさせることができます。また、この時にお茶やコーヒーなどと言ったものはおすすめできません。これらの飲み物にはカフェインが含まれており、利尿作用が強いことから、飲み過ぎてしまうと必要以上に水分が排出されてしまい、むくみへと繋がってしまうからです。このことから、水分補給は水で行うようにしてください。

塩分の取りすぎには注意をする

厚生労働省は、1日当たりの食塩摂取目標量の目安としては、男性は8g未満・女性は7g未満と推奨をしています。これ以上塩分をとりすぎている場合には減塩を心掛けるようにしてください。また、食事制限をして無理なダイエットをすると、体内の水分調節に必要不可欠である栄養素の摂取量が減少してしまうとこから、むくみを引き起こしてしまうので、偏らない栄養満点なご飯を食べるように心掛けてください。

規則正しい生活を送る

睡眠不足・睡眠前の飲酒・運動不足・ストレスなどといったものもむくみの原因になることから、規則正しい生活を送ることがむくまないためには必要です。また、女性や太っている人は男性や痩せている人と比べるとよりむくみやすいので、より注意が必要になってきます。

水分補給で新陳代謝を高めよう!


体に水分が溜まることによって引き起こしてしまうむくみですが、体重増加も引き起こされてしまったりと、良いことはありません。日頃から水分をしっかりと補給したり塩分の取りすぎに注意をしたりなど、規則正しい生活を送るようにして、むくまないように気をつけていくことができると良いですね。