ウォータージャーナル

水道水を飲めない国が多い!海外の水道水事情

私たち日本人は、日頃から水道水を飲むことが多いということから、水道水は飲めるという意識が強まっています。しかしながら、水道水を飲むことができる国は日本を含めて非常に少ないということをご存知でしたか。そこでここでは、海外の水道水事情についてご紹介をしていきます。

水道水が普及している国一覧


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水道水が普及している国は以下のようになっています。

◎アジア

・イスラエル

・韓国

・シンガポール

・日本

・ブルネイ

・香港

◎アフリカ

・南アフリカ

◎オセアニア

・ニュージーランド

・オーストラリア

◎北アメリカ

・アメリカ合衆国

・カナダ

・グリーンランド

◎南アメリカ

コロンビアの国立公園

◎ヨーロッパ

・アイスランド

・アイルランド

・アンドラ

・イギリス

・イタリア

・オーストリア

・オランダ

・ギリシア

・サンマリノ

・スイス

・スウェーデン

・スペイン

・スロベニア

・チェコ

・デンマーク

・ドイツ

・ノルウェー

・バチカン市国

・フィンランド

・フランス

・ベルギー

・ポーランド

・ポルトガル

・マルタ

・モナコ

・リヒテンシュタイン公国

・ルクセンブルグ

世界の国が196カ国あると考えると、水道水が普及している国は非常に少ないように思えるのではないでしょうか。

世界での水道の普及率


世界での水道水の普及率としては、100 %に達している場所は、スイス・デンマーク・イギリス・ブルガリア・スウェーデン・オーストリア・フィンランド・ベラルーシなどといったヨーロッパの国々となっています。 また、アメリカ合衆国・オーストラリア・カナダといった国でも、水道水の普及率は100 パーセントに達しています。

水道水が飲める国は少ない


先程ご紹介をした通り、水道水が普及している国はいくつかありますが、実はその中で水道水をきちんと飲むことのできる国はたったの15カ国前後です。水道水が普及しているからといって、その国の水がおいしくて安全で飲むことができるとは限らないということなのです。また、欧米諸国の水道は、水道水を飲み水として使用することはほとんどないとされています。飲む水は、お店などにてミネラルウォーターを購入しているのです。また、発展途上国では水道自体がない国も珍しくありません。私たちの国である日本のように水道水をそのまま飲むことのできる国はごくわずかなのです。

安全な水を確保できない国がある


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2015年の国連のレポートによるものだと、水道水だけでなく安全な水を確保することができない人々は世界の平均として約9%もいるといわれています。国や地域によって、直接飲むことのできる水道水が安定して供給されている環境ではないと言われているのです。パーセンテージで言うと、オセアニアでは44%、サハラ以南のアフリカでは32%とされています。

水の環境に関して、地域ごとの差は顕著となっており、安全な飲み水を利用することのできない人の割合が最も高いのはオセアニアとされており、そもそもオーストラリアが水不足であるということが背景として挙げられます。次に割合が多い場所であるサハラ以南のアフリカでは水道のインフラ整備や浄水処理が進んでいないことが原因とされており、このことによって今でも家から離れた遠い場所まで水を汲みに行く女性そして子どもが多く存在していると言われており、これはひとつの問題として社会的に取り上げられています。

水道水が飲めない国が多いのはなぜ?


では、水道水を飲むことのできない国が多いのはなぜなのでしょうか。その主な理由としては、国土の面積やコスト面に問題があると言われています。日本のように面積が小さい国であれば、インフラの整備進めることにおいて非常にやりやすいのですが、大きな国となると時間や費用が非常にかかってきてしまうのです。

このことから、水道水を普及させることか簡単ではないのです。また、飲むことのできるきちんとした水道水を作るためには、日本のように水に含まれている不純物や細菌などを完全に消し去るという浄水処理をする必要もあるのです。しかしながらこれらの処理を行うのであれば、非常に高度となる技術や莫大なコストがかかってしまいます。深刻なる水不足に悩まされている地域もあるなど、世界的に水の問題はかなり大きくて多いのです。

日本の水質基準は厳しい


なぜ日本の水道水は美味しく飲むことができるのか。その理由としては水質基準が非常に厳しいということが挙げられます。日本国内の水の安全性としては、整備された上水道・水質基準などによってしっかりと保たれています。日本の水質基準はどの国と比べた時にも比較的厳しいと言われており、都道府県によっては国の水質基準よりも更に厳しい基準を独自に定めているところもあるなど、かなり水質基準に厳しいということを見受けることができます。

日本人が当たり前に日頃から水道水を飲むことができているのは、水道法によって水道の水質基準がしっかりと守られているからなのです。そんな厳しい水質基準ですが、なんと日本の水道水では定期的に約200種類もあるとされているかなりの数の検査を行っているのです。さらには、浄水場といった施設にて水の汚れをしっかりと取り除いて、塩素で細菌などを消毒した状態で私たちの元へと届けられているのです。

このような厳重なる検査をしっかりと行って水道の設備を万全に整えているということから、日本の水道水は非常に安心で安全なものであるということが言えるのです。ここまで水道水の整備が整われていて綺麗な水が出る水道水があるのは非常に珍しく、日本にきてから水道水の素晴らしさに驚く海外の方も少なくないのです。

水道水が飲めない国が多い


いかがでしたか。水道水を飲むことのできない国は非常に多く、私たち日本人が日本で当たり前のように飲めている水道水は、実は当たり前ではないのです。水のありがたさをしっかりと実感して、水の無駄遣いを少しでも無くしていくことができると良いですね。