ウォータージャーナル

お水が便秘に効く!?便秘解消を目指すなら水選びから


毎日快便!の人には理解されにくい便秘の悩み...。お薬に頼らずできるだけ自然な方法でスッキリしたいと思いませんか?ミネラルウォーターは便秘に効くと言われていますが、なぜ水が便秘に効くのででしょうか。今回は、便秘解消を助ける水についてご紹介します。

便秘の原因で特に多いのが水分不足


shutterstock_629757587.jpg

便秘の原因はいくつか考えられますが、真っ先に疑うべきは水分量が足りているかという点です。便は、胃や十二指腸、小腸を通って大腸に送り込まれます。その際、大腸の中で水分が吸収され、便としての形状を作ります。

水分が不足していると、大腸で作られる便が硬くなります。そうして、排便しづらい状態となり、便秘につながる原因となってしまいます。

水分不足の他には、ストレスや疲れによる自律神経の乱れや、痔などが影響し便秘になることもありますが、多くの人が当てはまりやすい原因は水分不足だと言われています。

もし、便秘の原因は水分不足によるものなら、今すぐに改善に向けて対策できますよね。もちろん、薬に頼る必要はないため、副作用などの心配もありません。

便秘に効きやすいのは硬水ミネラルウォーター


水分摂取量を増やして便秘に効くかどうか様子を見るのも良いですが、より効果的な方法を試したいのであれば硬水ミネラルウォーターがおすすめです。

硬水と軟水

水は、大きく分けると「硬水」と「軟水」の2種類があります。市販の水を何気なく購入し飲んだ際、味が違うと感じることもあるでしょう。それは、硬度の違いによるものです。

日本で親しまれているのは軟水です。口当たりがまろやかで、さっぱりとしているのが特徴で、水道水や日本でとれるミネラルウォーターのほとんどは軟水ですから、飲みやすいと感じるのは当然かもしれません。

一方で、硬水はミネラル成分が多く含まれており、軟水に比べると少し飲みにくさや違和感を感じるかもしれません。しかし、この豊富なミネラルこそが便秘に効くと言われています。

便秘に悩んだら硬水を


硬水がなぜ便秘に効くと言われるのでしょうか。

硬水には、ミネラルの1種であるカルシウムやマグネシウムが軟水よりも豊富です。マグネシウムやカルシウムの含有量が多ければ多いほど硬度が高くなります。

WHOの基準では、1Lあたりの硬度が120mg以上のものを硬水、それ以下を軟水としています。もし、今手元に水のペットボトルがあるなら、ラベルに硬度が記載されていますので、確認してみてください。

マグネシウムは便秘薬にも使われる成分

便秘の改善には、特にマグネシウムの量が関わってきます。マグネシウムには、便の水分量を増やして柔らかくする働きがあり、便秘薬にはマグネシウムが配合されているものがよく使われています。

ここで、便秘薬を飲んで苦しい経験をしたことがある人は、マグネシウムがしっかり含まれた硬水を飲むことが不安になるかもしれませんね。

便秘薬には主に2つの種類があり、1つはマグネシウムによって便のカサを増やし柔らかくするもの、そしてもう1つは腸の動きをよくして排便を促すものがあります。便秘薬を飲んでトイレから出られなくなってしまった、などの経験をした人は、もしかすると腸の動きをよくするタイプのお薬だったのかもしれません。

フランスでは、便秘で病院にかかった時、硬水が処方されることもあるようです。もし、その効果がどれほどのものか心配で勇気が出ないという人は、硬度が低めのものから試してみると良いのではないでしょうか。

便秘解消に向けたお水の飲み方


shutterstock_749367238.jpg

具体的に、便秘を良くしたい時にお水を意識して飲むなら、どのくらいの量を飲むのかわかりませんよね。

厳密には、体重や年齢によって目安は違ってきますが、一般的な体型の成人であれば1日に1.5L~2L程度が目安です。水分は、飲み水以外にも、食事に含まれているものも摂取しているため、実際には1日の水分摂取量はもっと多くなります。

どのタイミングで硬水を飲むのか

これまで、1日の水分摂取量について意識していなかった人は、1.5L~2Lの水を多いと感じるかもしれません。実際に、普段飲んでいる水分の量を計算してみてください。きっと、1.5L以上飲んでいる人は少数派でしょう。

この量が多いと感じる方は、食事時間以外にこまめに少しずつ飲むようにしてみてください。できれば、スケジュールに沿ってどのくらい飲むのか、決めると良いですね。

例えば、起床時に200ml、朝食後に200ml、10時に200mlなど、1日のタイムスケジュールの中に組み込んでみてはいかがでしょうか。

普段、硬水を飲み慣れていない人にとっては、一度に500mlなどたくさん飲むのは難しいかもしれません。こまめに分ければ、無理なく続けやすくなります。

起床時の1杯が便秘解消に効きやすい

特に、便秘に悩んでいる人は、朝起きてすぐにコップ1杯の硬水を飲んでみてください。夜間、眠っている間は水分が失われ続けています。起きてすぐにコップ1杯の水を飲むことで腸の動きが活発になり、お通じにつながりやすくなることが期待できます。

朝のコップ1杯の水摂取は、硬水でなくても効果を感じる方が多いです。もし、硬水に慣れておらず朝一番に飲むことに抵抗があるという方は、軟水からチャレンジしてみても良いかもしれませんね。

仕事中はこまめに水分を摂ることが難しい、つい忙しくしていて忘れてしまうという人は、朝の起床時と朝食時に多めに摂取しても良いでしょう。時間に余裕があれば、運動を組み合わせるとさらに腸の動きが良くなり、お通じにつながりやすいと言われています。

便秘予防や改善にはまずお水の量から見直して


今回は、便秘に効くお水の飲み方や、硬水が便秘にどう影響するのかをご紹介しました。硬水を飲み慣れていない人は、便が柔らかくなりすぎるかもしれませんので、徐々に硬度の高いものに変えながら様子をみるか、軟水でしっかり水分摂取することから始めると良いでしょう。

この機会に、自分が普段どのくらい水分をとっているのか振り返ってみてはいかがでしょうか。水分不足にならないように、適量を毎日コツコツと飲むことが大事です。