ウォータージャーナル

ウォーターサーバーの天然水は赤ちゃんに不向き?安全な水の種類について

赤ちゃんのミルクを作るとき、普通の水道水を使うのは衛生的に不安だと感じる人も多いのではないでしょうか。そういった人のなかには、赤ちゃんのミルク作りのために、ウォーターサーバーの導入を検討しているという人もいるでしょう。そこでこの記事では、ウォーターサーバーを使用することのメリットとデメリット、そしてミルク作りに適した水の種類などについて解説していきます。

赤ちゃんのミルク作りにウォーターサーバーを使用するメリット

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赤ちゃんのミルク作りのためにウォーターサーバーを導入する顕著なメリットは、衛生面の安全性が高まるという点です。一般的な日本の水道水は品質が高く、大抵の家庭で安全性が高い水を常時使用することができます。そのまま飲んだり、料理に使ったり、体を洗うのに使ったりしても、基本的に大きな問題はありません。とはいえ、そんな日本の水道水であっても残留塩素などが含まれていますし、暮らしている地域や住んでいるマンションなどの環境次第で、水質低下・水質汚染などの危険性は拭いきれません。

ですから、普段使用する水の安全性をより高めたいという場合、ウォーターサーバーの導入がおすすめです。ウォーターサーバーが衛生的な理由は、「天然水」と「RO水」という2種類の水を使っているからです。天然水とは、地下深くの地層から採水された地下水を指します。そのうち、環境汚染物質や放射能などといった人体に有害な影響が検出されていない安全で高品質な天然水が、ウォーターサーバーに採用されます。一方でRO水は、RO(Reverse Osmosis)膜という超微細孔のフィルターによって、不純物が除去された水のことです。純粋に近い状態の水であり、高い安全性を誇ります。これらの水を使用することから、ウォーターサーバーは水道水よりも安全性が高いといえるでしょう。

また、いつでもお湯が使えてミルク作りが簡単になるという点も、ウォーターサーバーの見逃せないメリットです。多くのウォーターサーバーは、冷水と温水をいつでも使える仕組みになっているのが特徴です。たとえば、5~10℃くらいの適度に冷えた水や、80~90℃程度の熱いお湯などを、常時使用できるようになっています。そのため、急に赤ちゃんのミルクを作らなければいけなくなったときでも、衛生的なお湯を手軽に素早く準備可能です。もちろん、ミルク作り以外にも、さまざま用途での活躍が期待できます。

加えて、ウォーターサーバーを導入すれば、定期配送によって買い出しの手間がなくなるのも魅力です。市販のミネラルウォーターを購入するとなると、必要になるたび買い物に出かけなければいけません。仮に、買い出しの手間を減らすために買い溜めしたとしても、保管場所に困ってしまう可能性があるでしょう。それに対して、ウォーターサーバーなら水のボトルを自宅まで配送してもらえるので、買い出しの必要がなく、とても便利です。「1週間に1本」というような定期購入システムを利用すれば、毎回注文しなくて済みますし、買い忘れも起こりません。

また、チャイルドロックを搭載したウォーターサーバーなら、赤ちゃんが成長して歩けるようになってからも、安心して使い続けられます。ほかにも、災害時などの備蓄水として重宝したり、空きボトル回収型ならゴミが出なかったり、インテリアの一部として活用できたりと、いろいろなメリットがあります。

ウォーターサーバーのデメリットと注意点

ウォーターサーバーには、いくつかのデメリットも存在します。たとえば、ウォーターサーバー本体を設置するためのスペースと、水のストックボトルの保管スペースが必要になるという点です。各メーカーともにウォーターサーバー本体のコンパクト化は進んでいるものの、それでも幅と奥行きがそれぞれ約30~40cm、高さは1m前後になるのが一般的です。また、定期購入で適切な時期に水のボトルが届くとしても、最低でも1つは予備のボトルをストックしておきたいという人が多いでしょう。ボトル回収型の場合、使用済みの空きボトルを置いておく場所も必要になります。ですから、ウォーターサーバーを導入するまえに、本体の設置スペースと水のボトルの保管スペースを確保できるか、必ず確認しておかなければいけません。

導入の申し込みから設置までに、いくらか時間がかかるということもウォーターサーバーのデメリットの1つです。ウォーターサーバーの導入を申し込んでから各家庭に設置されるまでの時間は、メーカーによって異なります。ただし、早くても数日、遅ければ数週間かかるケースも見られます。赤ちゃんのミルク作りのためにウォーターサーバーを導入しようと考えている場合は、出産間近になって申し込むのではなく、余裕を持って行動するようにしましょう。妊娠中の母親が飲む水も赤ちゃんの大切な栄養になりますから、妊娠がわかってすぐに申し込むというのも1つの選択肢です。

また、水道水よりもコストがかかるという点もデメリットです。ウォーターサーバーの水は、一般的な水道水と比べると、どうしてもコストがかかってしまいます。さらに、ウォーターサーバー本体を稼働させておくための電気代も必要です。ウォーターサーバーを導入する際、ランニングコストとして水の入ったボトルを購入する代金と、本体稼働のための電気代が毎月かかるということを念頭に置いておきましょう。

衛生管理が求められることも、ウォーターサーバーのデメリットだといえます。水道水には殺菌のための塩素などが含まれていますが、ウォーターサーバーに用いられる水にはそうした殺菌成分は使われていません。ですから、ウォーターサーバーを導入するに当たって、雑菌などの繁殖を防ぐための衛生管理が重要になります。メーカーによっては定期的なメンテナンスを実施してくれる場合もありますが、リスクを可能な限り軽減するには、ウォーターサーバーの利用者自身が日常的にお手入れすることが大切です。とりわけ、ボトルの差し込み口や水の注ぎ口は雑菌の繁殖が起こりやすいので、入念な衛生管理が求められます。

赤ちゃんに適した水の種類とは

水の種類によって、赤ちゃんのミルク作りに向かないものもあるので注意が必要です。気をつけたいのは、ミネラルの含有量です。天然水には軟水と硬水があり、それぞれにミネラルの含有量が違います。軟水はミネラルの含有量が少ないので赤ちゃんが口にしても問題ありませんが、硬水はミネラルの含有量が多く、赤ちゃんの体の負担となることがあります。そのため、天然水のウォーターサーバーを選ぶときには、使用されているのが軟水か硬水か、事前によく確認しなければいけません。ちなみに、ミネラルの含有量が1L当たり120mg以下のものが軟水、1L当たり120mg以上のものが硬水に分類されます。メーカーのホームページを調べ、天然水の成分をチェックしたうえで、導入を検討しましょう。

ただ、天然水はろ過・沈殿・加熱殺菌という最低限の処理しかしておらず、不純物の排除が不充分な場合があります。ですから、どうしても不純物が気になるという人は、天然水ではなく、RO水を採用しているウォーターサーバーを選ぶといいでしょう。RO水は、専用のフィルターで不純物を徹底的に排除した安全な水で、赤ちゃんのお腹にも優しい軟水です。また、適度な量のミネラルを人工的に加えることで、味もおいしく調えられているのが特徴です。産まれたばかりの赤ちゃんにも、安心して与えることができます。

赤ちゃんのミルク作りをするなら水の種類に注意

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赤ちゃんのミルク作りに天然水を用いる場合、軟水か硬水かを確認しなければならず、不純物にも気をつかわなければいけません。その点、RO水なら安心して赤ちゃんのミルク作りに使用することができます。特に、クリクラのRO水は世界一安全な日本の水道水を原料としており、そこにミネラルを添加しておいしい味に仕上げています。1年を通して硬度や成分も変わらないので、いつでも安全な水を味わうことが可能です。