ウォータージャーナル

スーパーの無料提供水で大丈夫?ウォーターサーバーと異なる5つの点

専用ボトルを購入すれば誰でも利用できるスーパーの無料提供水は、費用がかからないことから人気です。しかし、水は健康に大きく関係するものなので、安全性には気をつけたいところです。無料提供水にまったくリスクがないのか、しっかり見極めましょう。この記事では、無料提供水とウォーターサーバーの違いを、安全面を中心に解説していきます。

店舗ごとに水質の差が大きい

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無料提供水のサービスは多くのスーパーで実施されています。そして、ほとんどは安全な水だといえるでしょう。ただし、店舗によって水質はまちまちなので、注意したいところです。なぜ店舗ごとの違いが生まれるのかというと、無料提供水の多くは水道水や地下水をろ過したRO水だからです。RO水は基本的に異物をとりのぞいているのできれいな水といえます。ただ、店舗ごとにろ過で使われる逆浸透膜の質が異なります。中には、一般家庭の浄水器程度の能力しかない膜もあるのです。その場合、純水とは呼べない不純物混じりの水が提供されることになります。水質は見た目で判断できないので、安全な無料提供水とそうでないものを見分けるのは困難です。

また、無料提供水はミネラルまで取り除かれているので、純水ではあっても健康成分は含まれていません。それに対して、ウォーターサーバーのRO水は不純物をろ過した後で必要なだけのミネラル分を添加しています。つまり、ウォーターサーバーでは調質されたミネラルウォーターを常時飲めるのです。そのほか、アルカリイオン水を無料提供しているスーパーもありますが、全体の10%ほどに過ぎません。しかも、アルカリイオン水として提供されているものも、水道水をアルカリ整水器で加工しただけの質の低いものが主流です。より質の高いミネラルウォーターを家庭で使用したいなら、ウォーターサーバーのほうが確実です。

スーパーの水は保存が効かない

「保存性」も無料提供水とウォーターサーバーの水の大きな違いです。無料提供水の多くは、不純物だけでなくミネラル分も含まれていない純水です。つまり、水道水にはわずかに含まれている塩素も取り除かれています。塩素は水中の殺菌効果があるため、ろ過してしまうことが必ずしも正しいとは限りません。純水には雑菌への耐性がないからです。もしもペットボトルに小さな汚れがあったり、わずかな隙間があったりするだけで雑菌が繁殖してしまい、水質は落ちていきます。

こうしたトラブルを避けるには、ペットボトルをその都度換えるのが効果的です。ただ、無料提供水を入れるペットボトルは使いまわしなので、危険が高まります。ペットボトルに水を入れてから時間が経ってしまったなら、使用前に加熱するのが安全でしょう。もっとも、使用者の手間は多くなります。

一方、ウォーターサーバーの水は殺菌が徹底されています。使い捨てボトルの場合は、清潔な新品の容器で水が運ばれてきます。回収型のリターナブルボトルでは、メーカーで洗浄や殺菌を行ってから再利用する仕組みです。いずれも、専門的な機器や薬品を使ってボトルをきれいにしているので、リスクは取り除かれています。使用する水にもミネラルが配合されており、雑菌を寄せつけないための工夫がほどこされています。

衛生面に問題があるスーパーの水

無料提供水は衛生面においても注意が必要です。スーパーの無料提供水は保存状態に問題がある可能性も否定できず、汲みとった時点での質が保証されていません。すでに劣化が始まっている水をペットボトルに入れている可能性すらあります。しかも、ペットボトルも使いまわしともなれば、決してきれいな状態が保たれているとはいえないでしょう。家に持ち帰った時点で、水が悪くなっていることもありえます。無料提供水は市販のペットボトルと違って開封されてから運ばれてくるのも、安全性に影響を与える要因です。

さらに、無料提供水を持ち帰る際の環境も気をつけるべきポイントです。特に、気温が高い季節だと雑菌が発生しやすい高温多湿な状態にペットボトルをさらすこととなります。そのうえ、車のトランクなど熱がこもりやすい場所に積んで持ち帰るのなら、水質はさらに悪くなっていくでしょう。

一方、ウォーターサーバーの水は衛生面への配慮が行き届いています。ボトルの洗浄はもちろん、サーバー内部や蛇口など、各パーツごとに点検がなされてから販売されています。しかも、メーカーの中には定期的なメンテナンスまで行っているところも珍しくありません。サーバーを分解して点検してくれるので、危険な兆候にはすぐ対処してくれます。品質の悪くなった水を気づかないまま飲み続けるような可能性は低いのです。

赤ちゃんのミルク用には不向き

赤ちゃんがいる家庭では、「ミルク作り」の面からも水を選びたい人も多いでしょう。赤ちゃんは消化器官が繊細なので、少しの雑菌ですら体調不良につながることもあります。その点で、雑菌や不純物が取り除かれたRO水でミルクを作るのは賢明です。しかし、スーパーで無料提供されているRO水にはミネラルが含まれていません。そのため、水は劣化しやすく雑菌の温床にもなってしまいます。しかも、赤ちゃんのミルクは栄養価が高いので傷みやすく、雑菌が繁殖しやすい特徴を持っています。スーパーの無料提供水は赤ちゃんのミルクとしては、不向きだといえるでしょう。

一方、ウォーターサーバーのRO水は、大半がスーパーのRO水と違う性質です。不純物をろ過したうえで、純水にバランスよくミネラル分を加えてあります。そのため、無料提供水より口あたりがよく衛星的です。ボトルに入っているときだけでなく、使用段階になっても美味しく安全なのがウォーターサーバーの水なのです。ただし、ウォーターサーバーの水でも天然水など、一部の種類には注意しましょう。ミネラルが多すぎても、赤ちゃんの体には負担が大きくなります。少なくとも、ミルク作りには向きません。ほどよいバランスでミネラルが配合されているRO水のウォーターサーバーを選ぶのが理想です。

1人暮らしの飲用水には向かないスーパーの水

使用者のライフスタイルによっても、無料提供水やウォーターサーバーとの相性は変わります。たとえば、1人暮らしの人には無料提供水は不向きです。なぜなら、無料提供水用のボトルはサイズが大きすぎるからです。そのため、1人暮らしの生活用水としては、使い切るまでに数日ほど要します。しかも、1人暮らしでは無料提供水を安全に保管できるだけの設備がないケースが大半です。ほとんどの1人暮らしでは小さい冷蔵庫を使っているためボトルが入らず、結局は常温で保管することになることが多いでしょう。このように常温で純水を放置していると、劣化のスピードが早まってしまいます。

一方、ウォーターサーバーの水もボトルが大きいのは変わらないものの、衛生面では無料提供水よりも優れています。ウォーターサーバーには水温を雑菌が繁殖しない温度に保てるだけの機能が備わっているうえ、本体の各パーツも安全性が点検されたうえで出荷されているからです。こうした衛生面の徹底は、飲料水を想定していることが大きいでしょう。ウォーターサーバーなら、急いで水を使い切る必要がありません。ボトルを家に備蓄しておく場合でも、密封状態であれば一定の期間は水質を維持することが可能です。季節や室温に惑わされず、きれいな水を飲めるでしょう。

スーパーの水よりもクリクラの水

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安全性を重視するならスーパーの無料提供水ではなく、クリクラのウォーターサーバーを導入しましょう。クリクラはサーバーのレンタル料と設置料金、水の配送量が無料です。また、リターナブルボトルに入ったミネラル調整済みのRO水なので、赤ちゃんにも安全に飲ませられます。ボトルの回収も専任配達員が行ってくれるうえ、年に1回のメンテナンスまであります。リスクなく、美味しい水を飲めるウォーターサーバーといえます。