ウォータージャーナル

ウォーターサーバーの水には2種類ある!味を比較してみよう

ウォーターサーバーの導入を考えたとき、品質やコスト、使いやすさなど気になることはさまざまあるでしょう。そして、肝心の水そのものについても、美味しいものや自分の好みに合ったものを選びたいものです。ウォーターサーバーで飲むことのできる水は1種類ではありません。実は大きくわけて2種類の水があり、それぞれで若干味が異なります。そこで、2種類の水の味を比較しながら詳しく紹介します。

ウォーターサーバーの水の種類

shutterstock_1292227048.jpg

ウォーターサーバーで提供されている水には大きく分けて「RO水」と「天然水」の2種類があり、それぞれで特徴や味が異なります。天然水は文字通り自然に湧き出ている水を採水している水で、基本的な加熱処理などのほかはあまり手を加えられていません。そのため、水本来の味を味わうことができ、RO水に比べると甘みやまろやかさがあるといわれています。RO水は水道水などをもとにして人工的に作られた水であり、無味・無臭というのが特徴のひとつです。RO水は人工的に安定して作り出すことができるため安いコストで提供することができる一方で、天然水は少し割高になっています。

天然水の味について

ウォーターサーバーで天然水を扱っているといっても、どこも同じというわけではありません。使用している天然水がどこのものかという点では大きく3つに分かれ、どこの天然水を使うかはウォーターサーバー各社で取り扱いが異なります。天然水を使っているウォーターサーバーのなかでも、富士山麓で採取された天然水を使用していることをセールスポイントにしているメーカーがそのひとつです。富士山麓から湧き出ている水は天然水のなかでも最も有名であり、美味しいといわれています。そのため、富士山麓の天然水ということで人気も高いのです。

2つ目は同じ天然水でも1カ所に限らず、複数の採水地から汲み上げた水を使っているメーカーです。そして、3つ目には京都や島根、日田など、銘水といわれる地域の天然水を採水して提供している天然水があります。天然水はもともと水質がよく、きれいな水です。もちろん、天然水でも最低限不純物を取り除き、加熱殺菌もされているため安心して飲めることには違いはありません。また、基本的に採水した水に含まれていたミネラル分なども残っています。

ただし、採水した水そのものに含まれるミネラル分などの割合が水によって異なるほか、硬度の高さにもバラツキがあるというのが天然水の特徴です。硬度の高さで味の違いがでることもあり、天然水は基本的に人工的に作られたRO水に比べると味や品質にバラツキが出ます。そのため、好みが分かれることもあるでしょう。

RO水の味について

RO水はもともと天然水ではなく、水道水を使って作られています。RO水のROとは「Reverse Osmosis(逆浸透)」の略で、この技術を使ったRO膜を使用して水のろ過を行います。0.0001ミクロンという非常に細かい孔の開いたフィルターであるため、限りなく不純物が取り除かれたきれいな水になるのです。取り除かれるのは単に汚れなどの不純物だけではありません。細菌やウィルスをはじめとした病原菌や、ダイオキシン、重金属なども取り除くことが可能です。さらに、放射線物質まで除去ができるということで、安全面でも優秀な水だといえます。

ただ、RO膜では本来の水に含まれていたミネラル分まで取り除かれてしまうことがデメリットのひとつです。そこで、最終的に提供されるRO水には人工的にミネラル分が添加され、調質されていることがあります。人工的にミネラル分が加えられているとはいえ、RO水は自然のままのミネラル分を含む天然水と比較すると味としては少し落ちるかもしれません。しかし、調質されたRO水は軟水になっています。日本の水道はもともと軟水が多いことから、日本人の口に合いやすいため、飲みやすいと感じる人が多いでしょう。また、不純物が含まれていないこともあり、RO水はほぼ無味・無臭であることも飲みやすさにつながっています。

ウォーターサーバーの水の味を変える硬度とは

ウォーターサーバーの水の味を変えるポイントを、数字で表すことができる尺度として使われているのが硬度です。水の中にはカルシウムやマグネシウム、カリウム、ナトリウムなど、さまざまなミネラル分が溶けています。ただ、水の硬度に関してはすべてのミネラル分が対象になっているわけではありません。硬度とは、1リットルの水に含まれているカルシウムとマグネシウムの量です。

そして、水の中に含まれているカルシウムやマグネシウムの量、つまり硬度によって、同じ水でも軟水と硬水という分類がされています。硬度の計算や分類は国によって多少違いがあるものの、WHO(世界保健機関)ではガイドラインを設けています。WHOが定めている軟水の基準は硬度120mg未満です。一方、硬度が120mg以上であれば硬水になります。

硬水であることが多いヨーロッパや北米などでは、そもそも地層に多くのミネラル分を含んでいることがあります。また、川の源流から河口までの距離も長く、雨が降ってから多くのミネラル分をゆっくりと時間をかけて水の中に取り込んでいくのです。日本では短くて急こう配の川が多く、北米やヨーロッパほどゆっくりミネラル分を吸収することがありません。そのため、日本の自然の中に存在している水は地域によって多少の違いはあるものの、ほとんどが軟水です。水道水についても採水している水やろ過の方法などによって違いが出ますが、ほとんどが軟水になっています。また、軟水に慣れている日本人の口に合うように、国産のミネラルウォーターやウォーターサーバーの水も軟水であることが多くなっています。

純粋な水そのものは基本的に無味・無臭です。そのため、硬水であろうと軟水であろうと、味に違いはないと思うかもしれません。しかし、実際に水を飲み比べてみると、水によって微妙に味が違うことを感じた人もいることでしょう。不純物が含まれている量や成分、不純物の組み合わせによって、「水の味」が決まってくるのです。

硬度による味の違い

水の硬度について、味の違いを分類するときは不純物の成分や量によって3種類に分けられています。そのうち、軟水として扱われるのは水1リットル中のカルシウムとマグネシウムの量が0〜60mgの水です。60〜120mgになると中軟水、120mg以上は硬水になります。硬水は3つの分類の中では不純物が多く、そのために口当たりが重いというのが特徴のひとつです。また、苦みを感じることがあるものの、コクがあり、しっかりした味を感じることができます。

軟水は硬水のように重さや苦みを感じることが少なく、軟水に慣れ親しんでいる日本人にとっては誰でも飲みやすい水だといえるでしょう。硬水と軟水の中間にあたる中硬水は、味としても両方の特徴を併せ持っています。軟水よりは喉に引っかかりを感じることもありますが、硬水ほど飲みにくいわけではありません。硬水に比べてもあまり苦みを感じることが少ない水です。

肉を食べる食文化が発展した西洋では、食事で摂れるミネラル分が少ないため、硬水で不足しがちなミネラル分を補うことが一般的です。また、パスタなどは硬水を使った方が美味しく仕上がることから、イタリアではパスタの食文化が発展しました。一方、素材の味そのものを楽しむことが多い和食では、クセの少ない軟水が向いています。このように、硬度による味や特徴の違いが、その土地の食文化の発展に影響を及ぼしていることもあるのです。

ウォーターサーバーは水の味を比較して選ぼう

shutterstock_1557596969.jpg

人によって好みはあるものの、日本人には硬度が低い軟水の味が合うといわれています。クリクラの水はRO水で日本人に合うのはもちろん、まろやかな味わいの軟水です。クセがなく、何にでも合わせやすいため長く飲み続けることができます。お茶やコーヒーを入れても本来の味わいを邪魔せず、茶葉や豆のうまみがしっかり感じられるのです。水の味にこだわりたい人は、クリクラのウォーターサーバーを検討してみてはいかがでしょうか。