ウォータージャーナル

ウォーターサーバーはあったほうがいい?必要なシーンとは?

ウォーターサーバーを利用する家庭は増える傾向にあり、まだ導入していない人の中にも興味を持つ人が多いのではないでしょうか。しかし、実際に契約するかどうかという段階で迷うことがあるかもしれません。今回はそのような人のために、ウォーターサーバーを使うメリットやウォーターサーバーが役立つ利用シーンを紹介します。

ウォーターサーバーを利用するメリット

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ウォーターサーバーには多くのメリットがありますが、主なポイントとして4点を挙げることができます。

第1に、自宅まで水を配達してもらうことができるため、スーパーマーケットなどでミネラルウォーターを購入して持ち帰るよりも手軽です。特に、徒歩や自転車などで買い物に行く人、赤ちゃんや小さいこどものいる人には便利といえます。

第2に、味に敏感な人にとっても飲みやすいおいしい水であることです。水道水の場合、変なニオイや味を感じることがあります。その原因はカルキ臭や塩素消毒剤が代表的な例です。それ以外にも、古い一戸建ての場合は水道管が劣化してサビやカビが発生しているケースがあってそのニオイが水道水に混じることがあります。また、マンションなど集合住宅の場合には貯水タンクの中に異物や汚れがあるせいで、水道水のニオイや味に変化が生じているケースもあるのです。たとえば、清掃管理が徹底していない貯水タンクからはカビの他、汚泥や藻、混入した虫などの異物が発見されることもあります。ウォーターサーバーの水はその点、クリーンでクリアな味です。

第3に、ウォーターサーバーならいつでも冷水と温水を手軽に使えることが挙げられます。暑い季節などにのどが渇いたとき、すぐによく冷えた水を飲めるため、ジュースなどの消費を減らせる場合もあるのです。また、コーヒーや赤ちゃんのミルクを作りたいときや受験生の夜食としてカップラーメンなどを作りたい場合も、お湯を沸かす手間をかけることなく便利に使えます。また、冷水と温水を混ぜて好みの温度にできるため、白湯(さゆ)などを飲みたいときにも役に立ちます。

第4として、災害時などに水道が止まってしまった場合でもウォーターサーバー用の水を備蓄水として使えることもメリットです。宅配される水は未開封の状態における賞味期限が3カ月~1年くらいと長いため、多めにストックを用意しておくといざというときにも安心できます。

ウォーターサーバーがあると便利な利用シーン

飲み物やインスタント食品などを作りたいとき、ウォーターサーバーがなければやかんや電気ポットなどでお湯を沸かさなければなりません。冷たいものが飲みたい場合は、あらかじめ冷蔵庫で冷やしておく必要があります。しかし、忙しくてできるだけ手間や時間を省きたい人や、目が離せない赤ちゃんがいる人などはウォーターサーバーがあればいつでも温水と冷水が使えて便利です。

ウォーターサーバーから出る温水の温度はおよそ85~95度なので、飲み物の種類によって冷水を加えて適温にすることができます。たとえば、赤ちゃんのミルクなら70~75度が適温です。コーヒーやお茶をいれる場合は85~95度なのでウォーターサーバーの温水をそのまま使えます。お酒のお湯割りを作るなら人肌が40~45度、熱めが良い場合は50度くらいが適温です。また、カップラーメンなどのインスタント食品を作る場合は90度以上の熱湯が必要となります。ウォーターサーバーの機種によって設定できる温水の温度が異なるため、主な用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

備蓄水としてもストックしておきたい量はどれくらい?

もしも水道が止まってしまったら、掃除や洗濯、水洗トイレの使用にたちまち困ってしまいます。加えて、炊事もできなくなり、飲み物も作れなくなってしまうのです。しかし、ウォーターサーバーを備え付けていれば、宅配されるストックの水を備蓄水として使えるのでとても役に立ちます。

水道水が使えなくなるケースは意外に多いかもしれません。まず、大きな震災や河川の氾濫により堤防の決壊などが発生すると水道管が断裂するケースがあり、断水の原因となります。また、長時間の停電が発生すれば送水設備が停止することもあるのです。それから、点検による断水もあれば、水道管が老朽化して破損したことによる断水もあり得ます。さらに、引っ越しをすると水道の開通工事が済むまで水道を使えないこともあるでしょう。

それでは、どのくらいの量を備蓄水としてストックしておくべきなのでしょうか。一般的に、1人が必要とする水の量は1日当たり3リットルといわれています。水道が使用可能になるまでの日数を考えると、最低でも3日分の備蓄が必要でしょう。できれば、1週間分程度をストックしておくほうが望ましいともいわれています。それに従って1世帯で必要な備蓄水の量を計算すると、4人家族の場合は3リットル×4人×日数で1日分が12リットル、3日分で36リットル、1週間分で84リットルです。4リットル入り容器で9~21個くらいのストックが必要という計算になります。

ウォーターサーバーとペットボトルの違い

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ミネラルウォーターはペットボトルでも市販されているので、それを普段から飲料水として使用したり、緊急時の備蓄水にしたりすることも可能です。そこで、ここではウォーターサーバーとペットボトルのコストや使い勝手などの面で比較してみましょう。

コスト面においては、ウォーターサーバーとペットボトルではさほど差がないといえます。まず、水そのものの価格については、ウォーターサーバー用の水は500mlあたり50円前後から80円前後です。それに対し、ペットボトルのミネラルウォーターは安いもので500mlあたり50~70円前後で販売されています。高い商品となると500mlあたり100円を上回るものもあるのです。

次に、水を使用するためにかかるコストを考えてみましょう。ウォーターサーバーには電気代がかかりますが、ペットボトルは常温で使用するなら電気代はかかりません。ただし、ペットボトルの水を沸かす場合はガス代や電気代、冷やす場合は冷蔵庫の電気代がかかります。さらに、ペットボトルの水を通販で買う場合には送料が別途、かかる場合もありますが、ウォーターサーバーの場合は水の宅配に送料がかからないことがほとんどです。

コスト面でどちらがリーズナブルかを判断するためには、ウォーターサーバーにかかる電気代とペットボトルの宅配にかかる送料を比較する必要があります。そして、ウォーターサーバーにかかる電気代はメーカーや製品ごとに異なり、1カ月あたり330~1000円値度です。また、ペットボトルの宅配にかかる送料も注文数や業者ごとに異なり、無料~800円くらいがかかります。そのため、この観点においてどちらが低コストかはケースバイケースですが、それほど大きな差はないといえるでしょう。

さらに、冷水を使いたい場合と温水を使いたい場合で、ウォーターサーバーとペットボトルのどちらが便利かを考えてみましょう。冷水を使う場合、ウォーターサーバーからは冷水が出るので、水を冷蔵庫に入れる必要がありません。また、ウォーターサーバーは電源が得られる場所ならどこにでも置くことができます。

一方、ペットボトルのミネラルウォーターを冷やすなら冷蔵庫に入れなければならず、庫内のスペースを奪ってしまうのです。一度にたくさんの冷水を消費するタイミングがあれば、「冷たい水が足りない」という事態にもなりかねません。また、温水を使う場合、ウォーターサーバーならすぐに85~95度程度の温水を使えます。一方、ペットボトルのミネラルウォーターをお湯にするにはやかんやポットで沸かす手間がかかるのです。

つまり、ウォーターサーバーとペットボトルを比較した場合、コスト面でどちらが良いかはケースバイケースです。しかし、使い勝手の良さにおいてはウォーターサーバーのほうが優れているため、総合的にはウォーターサーバーのメリットが大きいといえるでしょう。

ウォーターサーバーは普段はもちろん備蓄としても便利

ウォーターサーバーのデメリットとして電気代がかかることを挙げられる場合もあります。しかし、水道水やペットボトルのミネラルウォーターと比較するとコスト面での差はあまりないのです。水道水やペットボトルのミネラルウォーターは適温にするためにガス代や電気代がかかる他、場所を取るなどの不便さがあります。全体として、毎日の飲料水から備蓄水まで便利に使えるウォーターサーバーを使うメリットが大きいといえるのです。