ウォータージャーナル

ウォーターサーバーのお湯の温度はどのくらい?

ウォーターサーバーはいつでも冷水・熱湯が使えて便利ですが、お湯の温度設定はどのくらいなのでしょうか。メーカーによる違いや、電気代も気にかかります。今回は、ウォーターサーバーの温度設定や、おいしく飲める飲み物について紹介します。

◇ほとんどのメーカーが80~90℃

ウォーターサーバーは、ほとんどのメーカーでお湯の温度が「80~90℃」に調節されています。ちなみに、冷水は「5~10℃」です。例えば、有名なウォーターサーバーの「クリクラ」では、水温「4~10℃」湯温「75~85℃」と公式発表されています。熱湯の温度が「80~90℃」というのは若干ぬるく感じるかもしれませんが、実際は薄い紙コップなどではそのまま持てないほどの熱さです。この温度設定は、コーヒーやお茶など温かい飲み物がおいしく飲める温度で、これ以下だと使い勝手の悪い生ぬるいお湯になってしまいます。購入する際は、必ず公式サイトで温度設定をチェックしましょう。

◇熱湯だと電気代が高くなる!

多くのウォーターサーバーで温度が「80~90℃」に設定されている理由は、これ以上の温度では電気代が非常に高くなってしまうからです。仮に、沸騰している状態(100℃)をキープし続けるとなれば、サーバー内のヒーターは常時フル回転して電気代は2倍・3倍とかかることになるでしょう。逆に、「80~90℃」以下の低温になると電気代は安くなるものの、先に述べたように熱い飲み物は口に入れたときにはぬるくて不味く感じます。つまり、おいしく飲めて、かつ電気代も適正範囲に収まるのが「80~90℃」というわけです。

◇温度調節ができるウォーターサーバーもある

ウォーターサーバーの中には、エコモードや再加熱させるリヒート機能など、何種類かの温度が楽しめる機種も存在します。また、「常温」設定ができるものも販売されるようになってきました。とはいえ、種類としては「熱湯」「冷水」の2種類のみのものが圧倒的で、温度設定できるものはまだ少数派です。複数の機能が搭載された機種は、その分だけ高価になることも考慮しなくてはなりません。

◇80~90℃のお湯の使用に向いているもの

まず、適温が82~84℃とされる「コーヒー」が挙げられます。「クリクラ」を例にすると、コップに移す際に若干温度が下がりますので、実際に出ている熱湯は82℃程度でしょう。おいしい「コーヒー」を作るにはベストコンディションのお湯です。次に、「ウーロン茶・ほうじ茶・煎茶」も、「80~90℃」の熱湯で苦味と甘みが程よいお茶に仕上がります。お茶好きにはうれしいポイントです。ただし、お茶には高温では渋みが濃厚に、低温では甘みが強くなる特徴があります。お茶の種類によっては適正温度を見極めて使う必要があるでしょう。
さらに、乳児用ミルクも70℃以上のお湯で作ることを推奨されています。理由は、哺乳瓶内の細菌を確実に死滅させるためです。水道水を沸騰させてミルクをつくる人もいますが、これはおすすめできません。温度が95℃以上になると、せっかくのミルクの栄養分が破壊されてしまいます。ミルクの温度設定は難しいですが、「クリクラ」であれば哺乳瓶にミルクの粉を入れて注げば、栄養分を壊さずに飲みやすいミルクを簡単に作ることができます。

◇80~90℃のお湯の使用に向いていないもの

紅茶や粉末スープ・インスタントラーメンなどは、残念ながら「80~90℃」の熱湯では低すぎるといわざるを得ません。紅茶は渋みと香りを楽しむ飲み物なので、もっともふさわしい温度が100℃とされています。さらに、成分を完全に溶かす必要のある粉末スープや、乾燥した麺を柔らかくして食べるインスタントラーメンもグラグラと沸騰したお湯でないとおいしくできあがらないでしょう。このように、ウォーターサーバーは飲み物や食べ物にあわせて使い分けるのが一番ふさわしい使い方です。ウォーターサーバーを適材適所で賢く使いこなし、きれいな水で健康な毎日を過ごしましょう。

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