ウォータージャーナル

どのくらいの人が使ってるの?ウォーターサーバーの普及率と普及の要因とは

ウォーターサーバーがあるオフィスは珍しくなくなってきました。また、安全な水やおいしい水を求めてウォーターサーバーを設置する家庭も増えてきています。日本ではどのぐらいの割合でウォーターサーバーを利用しているのでしょうか。また、いつごろからウォーターサーバーが使われるようになったのかなども気になるところです。そこで、日本におけるウォーターサーバーの普及率や普及の要因などを解説していきます。

◇ウォーターサーバーはアメリカ発祥

ウォーターサーバーは、1910年ごろのアメリカで誕生しました。アメリカの南西部は乾燥地帯が多く、当時、慢性的に飲み水が不足している状態でした。そうした事情もあって、汚れた水をろ過して長期間保存できる給水装置が開発されたといわれています。この給水装置は、現在のウォーターサーバーのように冷温機能を備えないことから「ウォータークーラー」と呼ばれることもあります。しかし、現在普及しているウォーターサーバーの原型が当時の給水装置であることは間違いありません。この給水装置は遠方から水を運搬する必要がないため、水不足に悩む土地をはじめとして多くの地域に普及していきました。そして、1930年ごろには、ウォータービジネスが成立するまでになったのです。
日本にアメリカのウォーターサーバーが輸入されるようになったのは、1980年ごろといわれています。この時期まで輸入されなかった背景は、日本が水に恵まれているからです。日本は比較的降水量が多く、日照りも長く続きません。また、井戸や水道が普及していたこともあり、ウォーターサーバーを使う必要があまりなかったのです。しかし、工業化による水の汚染問題があり、安心して飲める水への関心が高まってきました。その結果、水道水に代わって容器に入った安全な水を購入したいと考える人が増えていったのです。

◇日本でのウォーターサーバーの普及率は?

ネットリサーチ・マイボイスコムによる調査によると、日本でのウォーターサーバーの普及率は2010年が2.8%、2011年が3.2%、2012年が2.7%、2013年が2.9%と横ばいでした。しかし、東日本大震災後に、原子力発電施設からの放射性物質が水道に含まれていること知られるにつれて、再び水の安全に対する関心が高まりました。また、災害に備えた水の備蓄にもなることからも、ウォーターサーバーの利用者が増えたといわれています。2013年にはウォーターサーバーの普及率は2.9%でしたが、2014年は3.6%、2015年は4.1%、2016年は4.0%であり、徐々に普及率が高まってきているといえるでしょう。

◇ウォーターサーバーはいつから広まったの?

ウォーターサーバーが日本で普及するようになったといわれているのは、2013年ごろです。東日本大震災の影響もありましたが、水の宅配システムが整ってきたのもこの時期でした。2013年より以前では、多くの日本人は水を購入するという意識が少なく、水道水で十分と考える人がほとんどでした。また、ウォーターサーバーというものを知らない人、大きな給水装置を自宅に置くことに抵抗を感じる人も多かったといわれています。この意識が変わったのは、若い世代が家庭を持つようになる割合が増えてきたころだといわれます。小さな子どもや赤ちゃんに安心した水を飲ませたいと考える親や、毎日おいしい水を飲みたいなどと考える人が増えてきました。

◇ウォーターサーバーの今後

ウォーターサーバーは今後も普及していると予想されています。というのは、安全な水、おいしい水を毎日飲みたいと考える人は着実に増えているからです。水の安全面における一例を挙げれば、水道水の品質低下がますます危惧されるようになりました。日本の水道管全般が老朽化の問題を抱えており、劣化によって鉛が溶け出すなど人体への影響などが懸念されています。そうしたことからウォーターサーバーの購入を検討している人も少なくないのです。
また、アメリカなどにおいては不純物を取り除いた純水に近い水のウォーターサーバーが一般的ですが、日本では富士山の天然水のようなミネラルウォーターを飲みたい人なども増えています。天然水でなくても、例えば口当たりの良い軟水は料理の味や香りが引き立つため、こうした水を提供しているウォーターサーバーを扱っている会社を選びたい人もいるでしょう。ぜひウォーターサーバーの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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